ピーマンの種、当たり前に捨てている方も多いでしょうが、実は食べられるって知っていましたか?
こんにちは、食物検定1級保持のカーサミアライターの山本です。私は今まで当たり前にピーマンの種を捨てていたので、食べられると知ってから今まで捨てていたことを後悔しています。なぜなら、種やワタも普通に美味しかったから…!
まるごとピーマンを食べられると下準備が楽なだけではなく、ピーマンの全部の栄養が摂れるんです。今回はピーマン好きな方にぜひ取り入れてほしいレシピも紹介します!
ピーマンの種、食べる?食べない?
実は私も食べていませんでしたが、調べてみるとピーマンの種は食べられるそうです。種も食べられるということは、下処理をしなくていいので料理も楽になりますよね!
ピーマンの種はもちろん、ワタやヘタも食べられる
ピーマンをまるごと食べるにはよく洗うことが大切です。通常は取り除くヘタ部分は、特に入り込んでいるので流水や溜めた水でしっかりと洗いましょう。
カットしないのでピーマンの表面のみ洗うことになります。ヘタが黒くて気になるなら少し切り落としておくといいですよ。
ピーマンの種やワタは苦い?
意外と種やワタには苦みがありません。筆者は何度か食べて、さほど苦みを感じないことに驚きました。
もちろん、ピーマン自体が苦手な人は食べられないかもしれませんが…お試ししてみてはいかがでしょうか?
ピーマンに似ているシシトウは丸ごと食べることが多いかと思います。イメージ的にはそんな感覚で食べられますよ。
ピーマンの種を食べるメリット
料理が楽になる
種を取る作業は簡単でも少し手間に感じるもの。その手間がなくなるので料理が楽になりますよね。包丁が苦手な人でもカットしなくていいので料理に取り入れやすくなります。
食感がアクセントになる
つぶつぶの種の食感がアクセントに。加熱調理をすると意外と柔らかいので食べやすいですよ。その美味しさはくせになるかもしれません。
ゴミが減らせる
丸ごと食べることでゴミ削減になるメリットもありますよ!
ピーマンを種まで食べるおすすめレシピ
丸ごと食べるには、柔らかめに加熱するのがおすすめです。火を通すことでピーマンの甘味が出てさらに美味しくなりますよ。
筆者のオススメレシピをいくつかご紹介します。
ピーマンのまるごと煮びたし
作り方はとっても簡単。よく洗ったピーマンを丸ごと和風だしやみりん・醤油で煮るだけです。ピーマンをクタクタになるまで煮るので、口に入れるととろけます。何個でも食べられそう…。
ガスを使わない場合は、電子レンジ調理でもできるので簡単です。レンジの場合は、爆発しないようにあらかじめピーマンにつまようじで穴を開けておくのがポイント。600wで10分ほど加熱したら完成です。
まるごと焼きピーマン
そのままのピーマンをフライパンで転がしながら焼くだけ。一部だけではなく全体に火が入るように満遍なく転がすのがコツです。
全体が柔らかくなって少し焦げ目がついたらOK。お皿に盛って、鰹節と醤油で美味しく食べましょう。大きめの分厚いピーマンは蓋をしてしっかり火を通すと食べやすくなります!
まるごとピーマンのトマト煮
トマト缶・ツナ缶・ピーマンを鍋に入れて煮込むだけ。ツナ缶の汁まで入れると味に深みが増します。
ピーマンがひたひたになるくらいの水を加えて煮込み、コンソメ顆粒で味を調えましょう。最後に好みでチーズを加えるとイタリアンなおいしさになります。
まるごとピーマンの肉詰め
普通は肉を詰めるために種やワタをとって半分に割るピーマンですが、丸まる使います。ピーマンの側面に肉を入れるための切り込みだけ入れましょう。
焼いている途中で肉が取れる失敗もなく、ピーマンで包まれるので旨味もギュッとつまって美味しいですよ。
- Qピーマンの種、食べる?食べない?
- A
実は私も知りませんでしたが、ピーマンの種は食べられます。
意外と種やワタに苦みがなく、何度か食べて驚きました。種のつぶつぶした食感はアクセントになります。面倒なピーマンの下処理をしなくていいので時短できますし、バラバラと種が散らばるストレスもないので、料理に取り入れやすくなります!
ぜひ丸ごとピーマンを使ってみてくださいね。