この記事では、収納のないの6畳のワンルームで、すっきりレイアウトするコツや家具選びのポイントをご紹介します。
こんにちは!6畳のお部屋での一人暮らしの経験をもつ、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、心地よい空間づくりのヒントを発信しています。
備え付けの収納がなく、スペースが限られている場合でも、ちょっとした工夫ですっきり見せられます。狭くても落ち着く空間を手に入れたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:収納なしの6畳のワンルーム、すっきり見えるレイアウトのコツは?
収納のないの6畳ワンルームの物件を検討しているものの、持ち物が多く、すっきり置けるか不安です。
レイアウトのコツを教えてください!
レイアウトと家具選びを工夫して空間を有効活用しよう
収納がない6畳のワンルームでは、レイアウトや家具選びが心地よい空間づくりの鍵です。
これから紹介するコツを押さえて、限られたスペースを有効活用すれば、すっきりとした空間を実現できるでしょう。
収納なしの6畳のワンルーム、家具のレイアウトのコツ
まずは、収納のないの6畳ワンルームでも、すっきり&広く見える、家具のレイアウトのコツを3つご紹介します。
空間に余白をつくる
収納のないの6畳ワンルームを広く見せるには、家具の配置を工夫して、できるだけ余白を作るのがポイントです。
家具を壁側に寄せてレイアウトし、部屋の中央にスペースを作ると、開放感がアップします。
家具は、ローテーブルやローシェルフなど、背の低いものを選ぶと視界が抜けて、部屋が広く見えやすくなります。
間接照明を活用する
間接照明の活用も、収納のないの6畳のワンルームを広く見せたい場合に効果的です。
入り口に対して一番奥に照明をレイアウトすると、実際よりも奥行きがあるように感じられ、部屋が広く見えやすくなります。
また、天井に光を当てるのも方法です。開放感がアップし、お部屋全体がすっきりとした印象に仕上がります。
全身鏡を取り入れる
全身鏡を取り入れて、空間に奥行きを出しても良いでしょう。床に付けて置くことで、部屋全体が広く感じられます。
全身鏡を置くときは地震対策も意識する
ただし、全身鏡を置くときは、地震対策についても考えておきたいところです。倒れて割れると、破片が飛び散って怪我をする可能性があります。飛散防止加工が施された鏡を選ぶと安心です。
収納なしの6畳のワンルーム、家具選びのコツ
レイアウトを工夫するだけでも、だいぶすっきりするものの、より広く見せたいのであれば、家具選びのコツも理解しておくのがベストです。
ここでは、収納のないの6畳のワンルームでも、すっきり暮らすための家具の選び方をご紹介します。
収納付きの家具を選ぶ
備え付けの収納がなくても、収納付きの家具を選ぶことで、ものをしまうスペースを確保できます。例えば、引出し付きのベッドやソファは、洋服や本を収納するのに便利です。
収納付きの家具を使用するときは湿気対策が必要
収納付きの家具を使用する場合は、湿気対策も忘れずに行いましょう。除湿剤を使用したり、たまに引き出しを開けて風を通したりして、カビの発生を防ぐことが大切です。
収納付きのベッド
座面に収納できるソファ
ロフトベッドで収納スペースを増やす
ロフトベッドを活用すれば、縦の空間を有効活用できます。
例えば、テレビボードやソファなどをロフトベッドの下にレイアウトすれば、リビングスペースにゆとりが生まれ、収納のないの6畳のワンルームでも広く感じられるでしょう。
また、ロフトベッドの下にデスクやカラーボックスを置いて、作業スベースや収納場所にするのも方法です。
おすすめロフトベッド
すっきり見えるワイヤー素材
クローゼットの代わりになるハンガーポール付き
組み立て式のクローゼットを使う
洋服の数が多い場合は、組み立て式のクローゼットを導入しても良いでしょう。
壁と同系色のカバーを選べば、壁と一体化して見えるので、意外に圧迫感が少なく、すっきり置けます。
ほこりや日焼けから服を守れるカバー付き
壁面収納でデッドスペースを有効活用する
棚やフックを壁面に取り付ければ、収納スペースを増やせます。
壁を活用することで床に置くものを減らせるので、空間にゆとりが生まれ、お部屋全体が広く見えやすくなります。
ワンルーム6畳で収納なし、レイアウト実例
ここからは、収納のないの6畳ワンルームの間取り実例を見ていきましょう。実際に家具の配置を考えるときの参考にしてくださいね。
家具を壁に沿って配置した例
ベッドやテレビボード、組み立て式クローゼット、本棚といった、場所をとりやすい家具を壁に沿って配置することで、部屋の中央にスペースをつくり、開放感を出しました。
また、入り口の近くに高さのある本棚などを置くと窮屈な印象になりやすいため、部屋の奥に背の高い家具、手前に背の低い家具を配置しているのも、すっきり見せるポイントです。
ベッドを奥に置いた例
上の画像のレイアウトは、家具の中でも場所をとりがちなベッドを、部屋の奥に配置しています。床が見える部分を増やすことで、実際よりも広く感じられるように工夫しました。
宅配便の受け取りなどの際に、玄関からベッドが見えないようにしたいときは、間仕切りで目隠しすると良いでしょう。プライバシーを保ちながら、すっきり見える効果も期待できます。
間仕切りは、万が一の地震に備えて、倒れる心配が少ない突っ張り式のカーテンレールを選ぶのがおすすめです。
- Q収納なしの6畳ワンルーム、すっきり見えるレイアウトのコツは?
- A
家具を配置するときのコツは以下の通りです。
- 空間に余白をつくる
- 間接照明を活用する
- 全身鏡を置く
加えて、収納力の高い家具を選び、ものをしまうためのスペースを確保することも大切です。
限られた空間を有効活用して、狭くてもゆったり過ごせるお部屋を手に入れてくださいね。