賃貸の不動産会社が教えてくれないお部屋の選び方とは? >

#20 びびり屋の私が心がけていること①~リスクは毒にも薬にも~

暮らし
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

この連載は、かけだしフリーランスの右往左往っぷりをセキララに描く連載エッセイです。
これからのキャリアに悩む女性の参考になりますように。

> この連載を最初から読む

> 連載の一覧

蛙田アメコ
蛙田アメコ

エッセイを書いた人:蛙田アメコ
・アラサー
・元教育サービス業正社員
・正社員時代は年間公休97日
・2018年から2年間、副業フリーランス(兼業作家)として活動
・2020年、体調を崩して会社を退職

はじめましての人は、はじめまして。そうではない人は、こんにちは。蛙田アメコでございます。
アラサーで、バツイチ。
心身の体調を崩して会社を退職してしまいました。おーまいがー。

現在は、作家・シナリオライターとして生活しています。

今回は「リスク」について書こうと思います。

「リスクを取ってでも新しいことをするのが大好き!」
「リスクなんて怖いよ…リスクは低い方がいいに決まってる…!」

人はそれぞれなので、色々な人がいますよね。私は後者です。

今回は、ひよっこフリーランスである私の自己整理も兼ねて、フリーランスとリスクについて考えてみようと思います。えーん、嫌だよぉおおおぉ(魂の叫び)

スポンサーリンク

いいリスクと悪いリスク

なんでもかんでもリスクをとれ!

……という意見表明をしているインフルエンサーなどもいますが、私はそうは思いません。
「いいリスク」と「悪いリスク」というのは明確に存在していると考えています。

いいリスクとは?

フリーランスの人間が取るべきリスクは「いいリスク」です。
例えば、以下のようなものです。

  • 金銭にはならないが、自分の技術になる勉強
  • すでに世の中に存在しているが、自分がやったことのない仕事
  • まだ世の中に存在していないが、「必要とされている」と信じられる企画
  • 思い立ったらすぐにやってみること

いいリスクは自分の未来に投資することと言えますね。売れている、長く生き残っているフリーランスの先輩は、積極的にリスクを取りにいっているように思います。それも、「いいリスク」を。

ただし、気をつけなくてはいけないのは、上記の言葉をほのめかして他人があなたにリスクを取るように勧めてきた場面です。そう、「経験/実績になるから、無料でやってください」…みたいなアレです!

そのときは、絶対に一度、NOと言うべきだと思います。難しいですけどね……。
リスクを取るのは、あなたの仕事。他人があなたに強要するものではありません。

悪いリスクとは?

では、悪いリスクとは何でしょう。それは、「自分に対する妥協」だと思います。

  • 他人由来のリスク(突発的で短い納期や、低すぎる報酬など)
  • 納得できないことをそのまま放置すること
  • 焦って意思決定をすること
  • そして、何もしないこと!

だと思っています。

よろしくないことに、この悪いリスクを取っているときも、「私は今、あえてリスクを取っている!」と感じてしまうのです。

たとえば、さきほど書いた「経験/実績になるから、無料でやってください」みたいな仕事を言われるがままに受けることは、「他人由来のリスク」です。これ、焦ってやりがちです!!

また、「初めての小説が出版される。デビューが決まったから、会社を辞めよう!」というのは、3番目の焦って意思決定をすることですね。

デビューが決まっても、会社は辞めないでください……これは作家が必ずといっていいほど先輩や取引先の方に言われる文言です。
「そんなこと分かっているよ」とは思いながらも、焦って悪いリスクを取ってしまうことがあるのが人間です。フリーランスの先輩たちの失敗談や忠告には絶対に耳を傾けていきたい次第ですね。

そして、フリーランスにとって最悪のリスクは「何も挑戦しないこと」です。これだけはやっちゃいけない……!

自分から動いていかないと、楽しい仕事や新しいフィールドに行くことはできません。あえてリスクを取ることができる状態を保つために、心身共に健康を心がけたいところです。

スポンサーリンク

リスクは毒にも薬にもなる

リスクは毒にも薬にもなります。

いいリスクを取れば、今後のキャリアにとってプラスになったり、大成功を収めたりすることができるかもしれません。逆に悪いリスクは、状況を悪化させてしまいます。

「大ヒット企画をモノにするためにはリスクを取らなければならない」とはよく言いますが、私はかなり慎重派で、リスクを取ることがものすごく怖いです! すごく嫌!!

私は元から冒険心に溢れたタイプではなく、言ってしまえばフリーランスとして生活していることが、そもそも不安定な冒険だと思っているタイプです。そこに、さらにリスクを取るなんて……こ、怖い!!

でも、怖がるあまりに良いリスクを取らずにいれば、じりじりと貧していってしまうことも事実。

「貧すれば鈍する」という諺もあるとおり、お金や健康などが十分な状態にないと、人間は正常な判断ができません。いざ状況を好転させるための新しいことをするときには、物理的・精神的な余裕がある状態がいいというわけです。

スポンサーリンク

リスクを取るのは自分!でも、人には相談すること

リスクをともなう行動をするときには、信頼のおける周囲の人に相談をする…ということ。当たり前のように感じますが、難しいことです。

他人に強要されて悪いリスクを取ることは避けるべきです。
しかし、だからといって「全部を自分で決めるんだ!」と頑なになってもいいことはありません。

リスクを取ろうというときには、良くも悪くもハイになって自分が見えなくなっていることが多いでのす。そんなときに、業界の先輩や知人に客観的な意見を聞いてみることはとても大切ですよ!!

蛙田アメコ
蛙田アメコ

私も客観的な意見に何度も助けられました!

フリーランスにつきまとう、「いいリスク」と「悪いリスク」。

いいリスクを取ることでステップアップし続けられるように、心身ともに余裕をもって仕事をしていかねば…としみじみ思っているアメコでございました。

> 「アラサー女子、うっかり会社辞めました。~フリーランス体験日記」の記事一覧

タイトルとURLをコピーしました