日焼け止めといえば紫外線対策に欠かせないアイテムですよね。しかし選び方や使い方を間違えると、肌荒れが起きてしまう可能性があるんです。それだけでなく、環境破壊につながってしまうことも。
こんにちは、カーサミアライターのいずみです。クリンネスト1級の資格を持っており、さまざまなお掃除情報を発信しています。
今回は肌荒れしない日焼け止めの選び方・使い方と、日焼け止め以外の紫外線対策をご紹介します。ぜひ最後まで読んで、体と環境を守る日焼け対策を実践してみてくださいね!
肌荒れしない日焼け止めの選び方・使い方
日焼け止めによる肌荒れを防ぐには、使い方や成分に気をつける必要があります。以下の3点を意識しましょう。
- SPFやPAの数値はシーンに合わせる
- 紫外線吸収剤が入っていないものを使う
- しっかり落とす
SPFやPAの数値はシーンに合わせる
日焼け止めにはシミやしわ、たるみを防いでくれる「SPF」と「PA」の数値が設定されています。数値が高いほどダメージを予防できますが、肌への負担も大きくなるんです。
「とにかく数値が高いものを!」と思わず、シーンに合わせて使い分けましょう。
紫外線吸収剤が入っていないものを使う
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して化学反応を起こし、熱エネルギーに変えることで肌を守ってくれる成分です。配合されている日焼け止めは多いですが、刺激を感じる人もいるので注意してください。
近年では紫外線吸収剤が、サンゴ礁の白化現象や海洋生物の遺伝子損傷などの原因になっていると言われています。ハワイやパラオなどいくつかのエリアでは、紫外線吸収剤入り日焼け止めの使用を禁止しているところもあるんですよ。
肌と環境を守るため、以下の表示がある日焼け止めを選びましょう。
- 紫外線吸収剤不使用
- ノンケミカル処方
- 紫外線散乱剤のみ
しっかり落とす
日焼け止めが肌に残ると毛穴が詰まります。その結果、肌荒れやニキビの原因になってしまうことも。1日の終わりには、しっかりと落としてくださいね。
落とし方ですが、石鹸で落とせる日焼け止めとクレンジングが必要なものがあります。クレンジングは環境に負担をかける可能性があるので、石鹸で落とせる日焼け止めがおすすめです。
筆者が使っている日焼け止めは「キュレル UVカット UVエッセンス」です。紫外線吸収剤不使用で石鹸落ちなのはもちろん、消炎剤が配合されているので肌荒れを防いでくれます。
うるおい成分も入っており、赤ちゃんの肌にも使える安心さ! 程よくトーンアップしてくれるので、化粧下地としても使えますよ。
日焼け止めだけじゃない!やっておきたい紫外線対策
日焼け止め以外にも、紫外線をブロックする方法はたくさんあります。
あわせて行うことで、より高い効果を得られますよ。
UVカットの衣類・手袋
UVカット機能のあるアームカバーやカーディガンなら手軽に紫外線対策できます。
またUVカット効果がなくても、洋服選びを少し工夫するだけで対策に! 長袖長ズボンで露出を防いだり、濃い色の服を選んだりすると効果がありますよ。
帽子
顔や首も防御できる、ツバの広いものを選びましょう。
帽子だけでは地面などに反射した紫外線を防げません。日焼け止めやサングラス、UVカットの衣類なども併用してください。
日傘
UVカット効果があり、生地が厚く濃い色のものがおすすめです。
帽子と同じく反射光を防げないので、他の紫外線対策とあわせて行いましょう。
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サングラス
紫外線が目に入ると、シミやそばかすの原因となるメラニンが生成されてしまいます。
UVカット効果のあるサングラスを選び、目も守ってくださいね。
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UVカットのカーテン
普通の窓ガラスは紫外線を通すため、室内にいても対策は必要です。
日焼け止めを塗るだけでなく、UVカット効果のあるカーテンをかけておくと安心ですよ。
日焼け止めによる肌荒れを防ぐため、紫外線吸収剤が入っていないものを正しく使いましょう。他にもできる対策はたくさんあるので、組み合わせて行うとより効果が高まりますよ。
紫外線は夏以外や雨の日でも降り注いでいます。室内にも入ってくるので、一年を通して日焼け対策をしてくださいね!