この記事では出汁をとった鰹節の活用方法について解説します。
こんにちは、食物検定1級保持、自炊歴20年のカーサミアライターの山本です。今まで捨てていた部分まで美味しく食べる方法を発信しています。
鰹節の種類によっても活用の仕方が変わるので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね!
出汁をとった鰹節は再利用できる?
出汁を取った後に残った鰹節は、「だしがら」と一般的に呼ばれています。1回出汁を取っただけの「だしがら」には、まだまだ栄養やうま味がまだたくさん残っているんですよ。
出汁をとっただしがらも立派な食材に
よく見る鰹節は「薄削り」というタイプ。だしがらは、みじん切りにして食材に混ぜたり、煎って鰹節に活用できます。すぐに水分が飛ばせるのでどちらかというとふりかけ向きです。
ちょっと高級な「厚削り」のだしがらは、煮物などに入れると美味しくいただけます。水気を含みやすいので、しっとりとした食感を楽しめる汁物向きです。
再利用前の下準備
まずは水気をしっかりきって粗熱をとりましょう!水分が残っていると再利用しにくい場合があります。
ただし、すぐに汁物・煮物などの料理に入れる場合はそのまま水気は気にせず使えます。
すぐに活用しないときはひとまず冷凍保存
すぐに活用しない場合は水気をきった後、早く冷凍・解凍できるように板状にしてラップで包みます。冷凍で約1ヵ月保存ができるのでストックしておいてもよさそうです。
出汁をとった鰹節の再利用レシピ
だしがらのふりかけ
材料は、出汁をとった鰹節50g・酒 大さじ2・醤油大さじ1と1/2・砂糖 大さじ1/2、たったこれだけ。
水気をきっただしがらを包丁でみじん切りにして調味料とともにフライパンで煎って、水気がなくなれば完成です!
だしがら炊き込みご飯
だしがらを細かくしたら通常の炊き込みご飯の具材に加えて炊飯するだけ。
お好みでキノコ類や根菜、鶏肉などの具材や、白だしを入れてもOK。
いつもの炊き込みご飯にだしがらをプラスするような感じで使うとわかりやすいかもしれません。
だしがらの和え物
だしがらを茹でたほうれん草などに和えて、好みでめんつゆやポン酢を加えるだけで一品の完成!
冷凍オクラや冷凍ほうれん草を活用すれば、もっと手軽に作れます。
だしがらマヨネーズ
水気をきって細かく刻んだらマヨネーズに混ぜ込むだけで「だしがらマヨネーズ」に。お好みで醤油少々入れても美味しいです。
このだしがらマヨネーズは、パンに塗って焼く、野菜をディップする、ポテトサラダに混ぜるなどいろいろな料理に使えるのでとっても重宝しますよ♪
- Q出汁をとった鰹節(だしがら)の美味しい活用方法は?
- A
うま味の残っているだしがらは、そのままみじん切りにして料理に混ぜたり、味付けして煎ってふりかけにしたりして活用できます。ほんのり和風な味付けになるのでいつもの料理がワンランクアップしますよ。だしがらの量が少ないときは水気をきって冷凍保存もできるのである程度溜めてから活用しましょう。