賃貸の不動産会社が教えてくれないお部屋の選び方とは? >

各停駅・徒歩10分。通勤アクセスを妥協した部屋が、結果的に大正解【一人暮らしエッセイvol.103】

一人暮らしエッセイ
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テレワークのしやすい家、結果的に大正解でした

私が現在暮らす家に引っ越したのは、コロナ禍にテレワークが導入されたのがきっかけです。

前に住んでいた家は、通勤のしやすさを重視して選んだため、大型のデスクを置いて仕事をするのに十分なスペースがありませんでした。
そのため、折り畳みの小さな机にパソコンをセッティングして仕事をする日々でした。もう少し仕事がしやすい環境を整えたい思いが日増しに強くなり、引っ越しを決意しました。

新居の家選びにおいては、家の広さを優先させる一方で、交通の利便性にはこだわり過ぎないと決めました。
私のお給料で支払える家賃の上限を考えると、あまりにも色んな条件を挙げてしまうと、家が見つからないと考えたからです。

自宅ではインターネットで物件探しをして、週末になれば、不動産会社に出向いて目ぼしい物件がないかを探す日々が続きました。
それなりに心惹かれる物件はあっても、ぜひ引っ越したいと思える物件に巡り合うのはなかなか難しかったです。

しばらく家探しを続ける中で、不動産会社から内見を勧められたのが、現在の家でした。
最寄り駅は当時使っていた沿線の普通電車の停車駅で、駅から徒歩10分の立地の2DKのマンションです。

駅から徒歩10分の距離がやや長いと感じましたが、内見に連れて行ってもらったところ、想像以上に広々としていて、ゆったり過ごせそうな部屋でした。

何より、狭いとはいえ、部屋が2つあるところに心惹かれました。
1つの部屋をテレワーク用、もう1つの部屋をベッドルーム。
ワークライフバランスの取れた充実した暮らしができそうだと思い、契約を決めました。

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引っ越してすぐに、前に住んでいた家との違いを感じました。新しい家は住宅街のため、街全体が静かで過ごしやすいのです。

朝は鳥の鳴く声で目覚めて、早く起きられた日には運動不足解消も兼ねてウォーキング。健康的な生活ができるようになりました。
ワークデスクを置いた仕事部屋は、集中力を維持しやすく、仕事の効率が大幅にアップしました。

引っ越し前には駅から徒歩10分の距離がやや長いと感じていましたが、実際には、駅から続く長い商店街があるので、日々のお買い物をするのに役立っています。

商店街の飲食店には、テイクアウトをできるお店も充実していて、ありがたいです。
単調になりがちな在宅勤務のなかで、美味しいテイクアウトのランチを食べることが、格好の息抜きにもなっています。

多国籍の料理を扱うお店もあり、これまでは口にする機会がなかった料理との出会いがありました。一息つきたい時に立ち寄れるお気に入りのカフェも見つかりました。
地元に行きつけのお店ができたのは、とても嬉しいです。

結果的に私の会社では在宅勤務が長期化したので、あのタイミングで引っ越しをしておいて本当に良かったです。
通勤アクセスの良さにばかり目を向けるのではなく、心地よい住環境の保たれたエリアの物件を選ぶことの大切さを痛感しています。

(エッセイ投稿者:まりえ/女性)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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