一人暮らしのキッチンの悩みといえば、コンロが少ないこと!一人暮らし向けの物件のほとんどは、1口コンロであることが多い気がします。電子レンジや炊飯器を駆使してもなかなか品数を増やすのは難しいですよね。
では、トースターはどうでしょうか?あなたは普段、トースターを毎朝パンを焼くだけに使ってませんか?焼き物や温め直しなど、使いこなせば大きな味方になってくれますよ。
こんにちは。笹野です。管理栄養士とフードスペシャリストの資格を持ちつつ、フードスタイリストとして働いています。
今回は一人暮らしの大きな味方!トースターの活用法とレシピをご紹介します。
天ぷらや唐揚げなどの揚げ物を温め直すのに最適!
天ぷらや唐揚げなどの揚げ物をテイクアウトすると衣がふにゃふにゃになっていませんか?せっかくの揚げ物もこれでは台無しですよね。
トースターを使って温め直すと衣がサクッと復活しますよ。ミンチカツなど分厚いものは電子レンジ(500w)で30秒ほど加熱してからトースターで加熱してください。
是非揚げ物の温め直しにはトースターを!
材料
冷めてしまった揚げ物(テイクアウトのものでも何でも)
手順
①アルミホイルの上に揚げ物をのせる
(衣の油が下に落ちるのを防ぐためです)
②トースターに入れ、3〜5分ほど温める
笹野のワンポイントアドバイス
下にアルミホイルを敷くだけで、掃除がグンと楽になりますよ。
ホイル焼きだってできちゃいます。鮭のホイル焼き!
トースターで立派な主菜だって作れるんですよ。今回は旬の秋鮭を使って作りましたが、他には鯛などの白身魚を使ってもいいですし鶏肉で作っても美味しいです。
材料(1人分)
鮭 1切れ
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1/2個
人参 1/6本
えのき 1/4パック
レモンスライス 1枚
料理酒 大さじ1
塩胡椒 少々
油 適量
手順
①鮭に塩胡椒を振って下味をつける
②玉ねぎ、ピーマンはスライス、人参は短冊切り、えのきは根元を落として食べやすい大きさに切る
③アルミホイルに油を薄く塗る
④野菜を③のアルミホイルにのせ、その上に鮭をのせる
⑤日本酒を全体に振りかける
⑥端を捻って(キャンディを包む要領で)全体を包む
⑦トースターで10〜15分ほど焼く
⑧でき上がったホイル焼きを開けてレモンスライスをのせる
笹野のワンポイントアドバイス
チーズをトッピングしても美味しいですよ!
野菜を切って焼くだけで立派な1品に!野菜のトースター焼き
主菜も作れるトースターなら副菜だってお任せあれ!野菜をトースターで加熱することによって野菜の味をギュッと濃く味わうことができます。キャベツやナスを使って作っても十分に美味しいですよ。
基本的にどんな野菜でも使えるので、このレシピを活用すれば中途半端に余りがちな野菜たち。ついつい使うのを忘れて冷蔵庫の中で腐らせてしまう…なんてことも減るかもしれません。
材料(1人分)
ズッキーニ 1/2本
赤パプリカ 1/2個
黄パプリカ 1/2個
塩胡椒 少々
オリーブオイル 適量
手順
①ズッキーニは1cmほどの輪切りに、パプリカは乱切りにする
②耐熱皿にオリーブオイルを薄く塗る
③切った野菜を耐熱皿に並べる
④オリーブオイルを全体に回しかけ、塩胡椒を振る
⑤トースターで5〜10分ほど焼く
笹野のワンポイントアドバイス
ジャガイモなど火の通りにくい野菜はあらかじめ電子レンジなどで加熱してから使ってください。
立派なオーブンがなくてもトースターを活用すれば十分に美味しい焼き料理を作ることができますよ。是非トースターと秋の美味しい食材を活用して幸せな食卓を!