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自炊・料理

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手を汚さないハンバーグの作り方。簡単にできて、洗い物も減らせる

ハンバーグっておいしいですよね。でも自分で作るとなると億劫で、ついつい買ってしまう…という方も多いのでは?今回は手が汚れないだけでなく、時短、そして洗い物も少なくなるハンバーグの作り方をご紹介します。その方法とは…ビニール袋を活用すること。一度作り方を知れば、どんなハンバーグレシピにもアレンジ可能。簡単でコツがいらないので初心者にもおすすめなんです。ボウルで混ぜるよりも混ざり具合が見てわかりやすく、そして洗い物が減るので後片付けも楽になるので、ハンバーグを作るハードルがグンと下がりますよ。それではさっそく作り方をみていきましょう。ハンバーグのレシピはどんなものでもよいのですが、ここでは私がよく作るレシピをご紹介します。ひき肉 150g・玉ねぎ 1/4個・コンソメ顆粒 小さじ1/2・豆腐 20g・ビニール袋1枚 みじん切りにした玉ねぎは耐熱皿に広げラップをして、電子レンジ500wで約6分温め火を通します。すべての材料(ひき肉・粗熱をとった玉ねぎ・コンソメ顆粒・豆腐)をビニール袋に入れ、ビニール袋の外側から材料を揉むようにして混ぜます。混ざったタネをビニール袋の下側にまとめ、ビニール袋の端をカットしてそのままフライパンに絞り出します。フライパンには油を薄く広げ、まだ火はつけないで種を並べます。このとき丸くなるように絞り出しましょう。丸める工程を省き、フライパンに絞り出してそのまま焼けるので手が汚れません。タネが硬い場合はフライパンに絞った後で軽く整えるといいですよ。すべて絞り終わったらフライパンに火をつけ両面を焼きます。中火で焦げ目がつくくらい焼き、ひっくり返して蓋をして蒸し焼き約3分おきます。竹串をハンバーグに刺して中から透明の肉汁がでるとOKです。どんなハンバーグレシピでもビニール袋を使って同じように作れますので、いつも作っているレシピがあるならそれでもOK。硬めのタネの場合、絞り出さずにビニール袋内で小分けにして、それをフライパンに広げてから形を整えるとやりやすいですよ。フライパンに絞ったタネが不格好なときは、手に新しいビニール袋を装着して、フライパンの上で整えてください。ビニール袋で混ぜる方法は、手のベタベタや面倒な洗い物が激変するので一度作れば元のやり方には戻れないくらい楽になりますよ。ぜひ一度挑戦してみてくださいね。
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ハンバーグの失敗しない焼き方!焦がさず、中までしっかり焼くコツは

ハンバーグは加熱不足だと、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。かといってしっかり加熱しようと焼きすぎると焦がしてしまったり…、上手に焼くのって、意外と難しいですよね。今回は、失敗しないハンバーグの焼き方のポイントをご紹介します。ハンバーグもお肉のため、加熱が足りないと食中毒を引き起こす可能性があります。しかし、見た目では火が十分通っているかを判断できないので、注意してくださいね。ジューシーさを保つために加熱時間を短くしたり調理温度を低くしたりしたくなるかもしれませんが、それでは内部まで火が通らず食中毒になる可能性があるんですよ。食中毒を防ぐためには75度以上を1分以上継続する必要があります。しかし加熱にともなう見た目の変化は、60度と75度のときでは大きな違いはないんです。加熱が不十分でも、しっかりと火が通っているように見えてしまいます。そのため焼き色だけでは、食中毒菌を殺菌できたかどうか判断することはできません(出典:食品安全委員会ホームページ)。このように、ハンバーグの調理には注意が必要ですが、以下を3点に気をつければ安全においしく焼けるでしょう。最も大切なのは、フタをすること。弱火でフタをせずに調理し続けると、1時間焼いても中心温度が50度以上には上がりません。一方でフタを使用すると熱が逃げないので、短時間で加熱ができます。ハンバーグのレシピには「両面に焼き色をつけてからフタをする」と書かれているものもありますが、しっかりと火を通すためには、早い段階でフタをした方がいいでしょう。もし食材の内部温度を測る機器を持っているなら、測りながら調理すると安心です。持っていない場合は、肉汁の色で判断してみてください。竹串をグッとさし込み、出てきた肉汁が透明なら十分に火が通っている証拠です。肉汁に赤みがあるときは、加熱が足りないので注意しましょう。調理後すぐに食べないときは、早めに火を止めて余熱を利用するのもいいですよ。この場合も、食べる前に竹串をさして肉汁の色をチェックしましょう。十分火が通っていることを確認してから食べてくださいね。
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なすの種が黒い!食べて大丈夫?正しい保存方法とおすすめレシピを紹介

種が黒くなってしまったなすは食べられるのか、正しい保存方法や、種が変色したなすのおすすめレシピを紹介します。
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夏といえば冷奴。簡単アレンジで主役ボリューム、大満足な時短レシピ

冷奴をベースにして作る豆腐の簡単アレンジは、食欲がなくても食べやすいので、この夏の鉄板レシピになること間違いなし!節約食材としても定番の「豆腐」は時短でできるアレンジが多いので、疲れて料理したくないときにもぴったりなんです。今回は、食物検定1級保持の私が、おすすめの豆腐アレンジを3つご紹介します。5分でできるスピードメニューから、15分のボリュームメニューまで様々。おいしく豆腐をいただけます♪ぜひ試してくださいね!まずは食欲そそる注目レシピ「鯖缶カレー冷奴」。冷奴に鯖缶とカレー粉をトッピングするだけでボリューミーなおかずになるレシピです。調理時間はたったの5分と簡単なのにおいしいので、夏の定番になりそうな予感……!味付けは鯖の缶詰の汁で完結するので、カレーパウダーは風味つけ程度でOKです!パクチーが好きな人はネギを変更してもOK。続いてお肉と野菜がモリモリ「冷しゃぶ風冷奴」。調理時間は約10分。お肉と野菜がたくさん食べられるレシピです。豚肉を茹でるときに火を使うだけなのでとっても簡単♪胡麻ドレッシングをポン酢に変えると、よりアッサリしたおかずになります。お好きな野菜やドレッシングとどうぞ。市販のサラダをのせるのもおすすめですよ♪最後に、ボリュームNo.1「冷奴&うどんサラダ」をご紹介。これ1品でご飯が完結する冷奴&うどんサラダ。マヨネーズとめんつゆの組み合わせが絶妙で病みつきになるレシピです。火を使わないので暑い日にもぴったり!うどんに野菜をのせる前にマヨネーズを挟むことで、どこを食べてもおいしくなりますよ!野菜は直前まで冷やしておくと、よりおいしいです。アレンジの要は、豆腐の水切り。豆腐の水分が残り過ぎていると味が薄くなるので、そのまま使うのはNGです。ただし、加熱調理ほどしっかりと水気を取らなくていいので簡単な方法をおすすめします。簡単な豆腐の水切り方法は、パックから崩れないように豆腐を取り出したら、二重にしたキッチンペーパーで包む。全体をやさしく押して水気をペーパーに移す。それでも水気が気になるなら、新しいペーパーでもう一度包みなおし、再度押して水気をとる。の3ステップ。絹ごしでも木綿でも同じ要領でOK。豆腐の水分を吸わせるために手で包むようにやさしくキッチンペーパーを押し付けましょう。これならすぐに水切りできますよ!
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とうもろこしの粒が黒い!食べて大丈夫?見分け方と日持ちする保存方法

とうもろこしの粒の付け根部分が黒くなってしまう理由と、食べても大丈夫な状態の見分け方を解説します。
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食用油の捨て方、正解は?安全に再利用する方法も紹介します

揚げ物や揚げ焼きをしたときに残る食用油。「どうやって捨てるのが正解なの!?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は食用油の捨て方と、安全に再利用する方法をご紹介します。環境に負担をかけないためにも、最後まで読んできちんと処理してくださいね!基本的に使用済み油は可燃ごみとして処分できます。しかし自治体によっては資源ごみとして回収してくれるところもあるようです。ここでは可燃ごみとして捨てる方法をご紹介します。資源ごみの場合は自治体によって捨て方が違うので、調べてくださいね。1.紙に吸わせる:油が冷めたら、キッチンペーパーや新聞紙に吸わせる方法です。液体の油を排水口に流さないので、環境に負担をかけずに済みます。揚げ焼きなど、油の量が少ないときにおすすめですよ。2.牛乳パックに入れる:牛乳パックにキッチンペーパーや新聞紙を詰め、冷めた油を流し込みます。自然発火を防ぐため、水も染み込ませましょう。3.ポリ袋に入れる:牛乳パックがないときは、ポリ袋でも代用できます。4.片栗粉で固める:油が熱いうちに片栗粉を入れて処分する方法もあります。どろっとした状態になったら、フライ返しなどですくって捨てましょう。油の量によっては大量の片栗粉を使うことになるので気を付けてください。5.凝固剤を使う:揚げ物・てんぷらなど、油の量が多いときにおすすめの方法です。ドラッグストアやホームセンターで買えますよ。商品の説明書に沿って油を固め、フライ返しなどですくって袋に移してから捨てましょう。6.生分解できる洗剤を使う:油を生分解できる洗剤を使うと、環境への負担を軽減できます。また、食用油のNGな捨て方は「排水口に流す」です。使用済みの油をそのまま流すと、下水管の中にくっついてしまいます。その結果詰まりや悪臭を引き起こすことがあるのです。また固まった油が海などに流れ出し、水質汚染につながることも。手間はかかりますが、しっかりと処理をしましょう。てんぷらなどに使用した油は、きちんと保管すれば2~4回ほど再利用できると言われています。こし器で小さな揚げカスも取り除き、密封容器に入れ、冷暗所に置きましょう。繰り返し使える食用油ですが、いつまでも使用可能なわけではありません。よい状態で保管していても。時間とともに劣化します。1度しか使っていなくても、時間が経った油は再利用しない方が安心ですよ。
暮らし

柔らかくなったトマト、食べて大丈夫?保存方法と大量消費レシピを紹介

食べても大丈夫なトマトの見分け方と、柔らかくなったトマトの食感を復活させる方法、トマトが日持ちする保存方法を解説します。
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【簡単】安いコマ切れ牛肉を柔らかくする方法!玉ネギなど家にある食品で

安い牛肉は柔らかくない?だけど節約をしていたらあまり高いお肉は家計には厳しい……。牛肉は諦めるべき?いえ、そんなことはありません!今回は、食物検定1級所持、学生時代は専門で学んだカーサミアライターの私が安くて硬い牛肉でも柔らかく食べられる裏技を伝授します!ちょっとしたコツで安い牛肉でもおいしく、そしてさらにかさ増しして楽しめちゃいます。牛肉の中でもブロックや切れ端を集めたコマ切れ肉ならグラムで見てもコスパがいいので、節約をしていても取り入れやすいでしょう。でも、安いお肉は硬そう。そんな心配もあることかと思います。ご紹介する裏技で、安い牛肉でも柔らかくすることができれば、節約しながらおいしい料理も楽しめますよ!牛肉を構成している主成分、タンパク質は熱を加えると硬くなる性質があります。生肉と比べると焼いたお肉は硬いですよね?ですがこのタンパク質は、タンパク質分解酵素と組み合わせると柔らかくなることがわかっています。下準備としてタンパク質分解酵素を含む食品に漬け込むことで、筋張っている硬いお肉のタンパク質が分解され、柔らかくなるんです。というわけで、下ごしらえするとき一緒に入れるとよい食品をご紹介します。玉ねぎ、パパイヤやパイナップルなどの南国系フルーツ、味噌と一緒に下ごしらえするとタンパク質分解酵素がお肉を柔らかくしてくれますよ。ほかにも、リンゴ・マイタケ・塩こうじ・はちみつ・ヨーグルト・牛乳等が使えます。「安いステーキ肉の極旨レシピ」と、玉ねぎでかさ増しもできる「こま切れ牛肉と玉ねぎのオイスター炒めレシピ」をご紹介します。最後に、余った牛肉の冷凍保存方法をお伝えします。安いときに購入したけど、ブロック肉は一人暮らしには量が多いですよね。ずっと食べ続けるのも飽きてしまいます。そんなときは、新鮮なうちに冷凍しておくといいですよ。冷凍をするときに予め小分けにしておけば、食べる分だけ解凍できるので便利です。タンパク質分解酵素を含む食品を使って、下味をつけながら冷凍保存するのもおすすめです。冷凍保存できる期間は、コマ切れ牛肉・挽肉…約2~3週間、厚切り肉…約3週間、ブロック肉…約1ヶ月と考えてくださいね。タンパク質やヘム鉄が含まれる牛肉は、栄養の面からみてもとっておきたい食材です。工夫して取り入れていきましょう。
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人参がぶよぶよ柔らかい…食べて大丈夫?保存方法と美味しい消費レシピ

買い置きしていたニンジンがふにゃふにゃぶよぶよしてる…でも捨てるのはちょっと待ってください。そのニンジン、まだ食べられるかも。今回は、食べても大丈夫なニンジンの見分け方と、ニンジンが長持ちする正しい保存方法を解説します。柔らかくなってしまったニンジンの美味しい食べ方も紹介します。触るとぶよぶよ柔らかい人参は、一見腐っているようで食べるのが怖いと感じるかもしれませんが、食べても大丈夫です。古くなった人参がふにゃふにゃぶよぶよするのは、実は乾燥による水分不足が原因。腐っているわけではありません。ですが、食感は悪くなっているので生食には向きません。煮込んだり炒めたり、調理して美味しくいただきましょう。また、黒くなったり茶色くなったりしているときは要注意。ニンジンの表面が変色していても、皮を剥いたりその部分を取り除いてみて、きれいな状態であれば食べられます。ですがぬめりが発生していたり変な臭いがしたり、切ると中身がドロドロしている場合は、腐っている可能性が高いです。さて、ふにゃふにゃぶよぶよのニンジンは、食べることはできますが新鮮なものと比べると食感はよくありません。しかし、ニンジンの固さを復活させる裏技がこちら。1.コップやボウルなどに水を張る 2.ニンジンのヘタ部分を水に浸す 3.1日程度放置する ヘタの部分から水分を吸わせてあげることで、ニンジン本来の固さが取り戻せるというワケです。ニンジンの弱点は、乾燥と高温多湿です。すぐに使わない場合は、買ってきた時の袋から出して、新聞紙やキッチンペーパーなど吸湿性の高い紙で包みます。葉っぱがついたままのニンジンは、そのままにだと葉に根の栄養を吸い取られてしまうので、切り落としてから保存します。理想的な保管温度は5℃。秋冬は直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いて常温保存でOKです。気温が高くなる春夏は冷蔵庫へ入れてください。状態がいいニンジンなら、こちらの保存法でおよそ1ヶ月程度保存できます。柔らかいニンジンは、調理方法を工夫することで美味しく食べることもできます。一番おすすめの調理方法は、煮込み料理です!むしろニンジンが乾燥している分、味が染み込みやすいというメリットも。しっかり加熱する炒め物も、完成するとぶよぶよ具合がわからなくなるのでおすすめです。仕上げにミキサーやブレンダーで攪拌するポタージュならニンジンのぶよぶよ食感も全く気になりません。古くなってしまったからといってすぐには捨てず、食べられるかどうかをきちんと判断して、少しでもフードロスを防いでくださいね。
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ツナ缶の汁、捨てないで!美味しい活用レシピを紹介。栄養もたっぷり。

ツナ缶の汁を活用することで、料理がワンランクアップするんです。缶を開けたときにすぐ捨てる人、かなり多いかと思います。でも、ちょっと待って!ツナ缶の汁、実は活用できるんです。今回は、ツナ缶は断然オイル派の私が、ツナ缶の汁の疑問や活用レシピをご紹介します。ツナ缶のツナは、マグロやカツオなどの魚から作られているので、タンパク質やDHA、EPAなど、栄養成分が豊富です。さらに、オイルで漬け込んでいるタイプだと旨味もアップするので、カロリーを気にしない人はオイル漬けがおすすめです。ツナ缶のオイルとして使用される植物油には、必須アミノ酸のリノール酸が含まれていますよ。オイル漬けの使用油は、商品によってオリーブオイルやえごま油、大豆油やサラダ油など異なります。水煮にも、ミネラルウォーターを使ったもの、野菜エキスが入ったものとそれぞれ特徴があります。購入するときは成分表をよく見てからにしましょう。では、ツナ缶の汁はどんな料理に活用できるのでしょうか?私のイチオシは、まずはパスタ。パスタ麺を表記通りに茹でます。その間にソースを準備。フライパンにツナ缶を汁ごと、コンソメの素、好みの野菜を投入します。後で麺を絡めるので、味は濃いめにコンソメの素の量で調整してくださいね。野菜に火が通ったら、茹であがって水気を切ったパスタを入れて馴染ませます。おすすめの野菜はトマトやほうれん草、キノコ類。ツナ缶の汁気がパスタに絡み旨味たっぷりの一品になりますよ。オイル漬けでも水煮でもどちらでも使えます。ツナ缶の汁だけ余ったときにおすすめなのが、いつものスープにプラスするアレンジです。味噌汁に余った汁を投入するのもあり。炊き込みご飯に使うのもおすすめです。具材は基本的に何でもOK。卵焼きを作るときに入れると、出汁巻きのようなフワフワな卵焼きに。野菜サラダにもツナ缶の汁は活用できます。ドレッシングに混ぜる、マヨネーズに混ぜるなどちょっとしたアレンジで野菜がおいしくいただけます。すぐに使う予定がないときは、冷凍するという選択肢も。今まで捨てていたものを利用して、なおかつ料理がおいしく格上げされるのはありがたいですよね。体に嬉しい栄養素も含まれているので、ぜひ余すことなく食べてくださいね!
暮らしその他

賞味期限切れの食品、食べても大丈夫?消費期限との違いとは

賞味期限と消費期限の違いを解説した上で、賞味期限切れの食品は食べても大丈夫なのかについて解説します。
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割れちゃった卵、冷蔵庫で何日もつ?保存法や大量消費レシピを紹介

卵を食べようと思ったら、殻にヒビが入っていた…いつ割れたかわからないと、食べても大丈夫か不安になりますよね。でも捨てるのももったいない。今回は、割れた卵の賞味期限や保存方法を解説します。おすすめの調理方法も紹介しますので、参考にしてくださいね。割れちゃった卵の賞味期限は、「殻が割れている程度」と、「割れてからどれだけ時間が経っているか」によって異なります。いずれも冷蔵庫で保存した場合で、卵の殻が完全に割れて、中身が見えてしまっている状態なら1日・中身が出てくるほどではないけれど、殻にヒビが入っている状態なら2〜3日が限度です。とはいえ、一度空気に触れた卵の中身はどんどん酸化が進み、雑菌が繁殖しやすくなります。賞味期限を待たずに、できるだけ早く調理して食べましょう。いつ割れたかわからない卵は危険です。安全面を考慮して廃棄してください。割れた卵はサルモネラ菌が繁殖しやすくなっているので、生食厳禁です。ですが、サルモネラ菌は75℃で1分以上加熱すると死滅します。先述した期間内であれば、しっかり加熱調理をすれば割れた卵も食べられますのでご安心ください。また、割れた卵の液が他の卵についちゃったときは、水洗い厳禁です。卵の殻の表面を水で洗うと、殻にあいている無数の微細な穴(気孔)から、水と一緒に雑菌が入り込む可能性があります。割れた卵の液がついた卵をきれいにする時は、汚れをキッチンペーパーなどで軽く拭き取る程度にしてください。食中毒の原因となるサルモネラ菌は、10℃以下の環境ではほとんど増殖しないといわれています。そのため、割れた卵は冷蔵保存が必須です。一度にたくさんの卵が割れてしまったら、すぐに調理して食べきるのは大変です。そんな時は割れた卵を溶き卵にして、製氷器に流し入れて冷凍保存がおすすめ。1ブロックずつ使えて便利なんですよ。この方法でおよそ1ヶ月程度日持ちします。薄焼き卵やそぼろなどに調理して、小分けにして冷凍保存すれば1週間程度保存可能です。必要な時に解凍して、料理のトッピングに使えます。殻にヒビが入った程度あれば、ゆで卵にしてしまうのも手です。割れた卵を大量消費するなら、スパニッシュオムレツ、手作りマヨネーズ、卵焼きなどがおすすめです。フードロスは極力減らしたいもの。うっかり卵を割っちゃった時に、ぜひ試してくださいね!
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鶏むね肉、味付けの黄金比はコレ。冷凍OK・アレンジ自在・時短で節約

鶏むね肉は味付けを変えることで様々なレシピが楽しめる便利な食材です。そのうえ価格も安く、冷凍もできるので節約にはもってこい!そんな鶏むね肉を冷凍保存する際におすすめの味付けと、様々なアレンジ方法をご紹介します。アレンジをたくさん知っておくことで、マンネリを防止して楽しく節約に取り組めますよ。まず、鶏むね肉の味付け方法についてです。基本的に下味をつけるのは生の状態です。購入するときに、既に冷凍してあったものを再冷凍することは推奨されていないので、自分で下味をつけて冷凍する場合は通常の生肉を購入しましょう。一回冷凍してその後解凍した「解凍肉」も冷凍保存には向いていません。購入するとき「鶏むね肉(解凍)」のように書かれているものは避け、意識して選びましょう。簡単な下味は解凍後の料理が定まってなくても、味付けのときにアレンジできるのでとりあえず冷凍保存したいときにぴったりです。しっかり下味をつけたい場合は醤油やみりんなどで漬け込みます。作る料理が決まっているならその料理に合わせた調味料を選ぶことで、しっかりと鶏むね肉に味が染み込み、おいしいおかずに仕上がりますよ。作る料理が決まっていないときの、私のおすすめもご紹介します。一口大にカットした鶏むね肉を保存袋に入れ、酒大さじ1、醤油小さじ1/2、みりん小さじ1/2。これが私の「黄金比」の調味料です。和風テイストな下味はそのまま焼くだけでもおいしくいただけます。風味をアップさせるならごま油大さじ1を加えるのもおすすめです。「黄金比」で味付けした鶏むね肉は、アレンジで様々なメニューに変身しますよ。鶏むね肉の照り焼き、鶏むね肉の唐揚げ、好みの野菜とマヨ炒めやオイスター炒め、唐辛子や柚子胡椒、コチュジャンなどを加えてピリ辛焼きなど、味が付いているので簡単にアレンジができてすぐに料理が完成します。最後に、鶏むね肉の冷凍保存のコツをご紹介します。雑菌が繁殖しやすい鶏肉は、下味をつけて冷凍することで保存期間を伸ばせます。下味をつけたまま冷凍することで味が染みやすいのも魅力です。コツは、切ってから冷凍する・フリーザーバッグを活用する・空気が入らないように工夫・平らにしておく・金属トレイにのせること。解凍方法は、当日の朝、冷凍庫のお肉を冷蔵庫に移しておくだけでOKです。仕事から帰ると解凍できているので、すぐに調理が開始できますよ。
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芽が出たじゃがいも、食べられる?正しい芽取りや保存方法を紹介!

「芽が出たじゃがいもは食べられる?」という疑問にお答えします。じゃがいもの正しい保存方法や、芽が出たじゃがいものおいしい食べ方も紹介します。
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自家製ローストビーフで食中毒?自宅でおいしく安全に作るポイントとは

自宅でローストビーフやステーキを手作りしている人もいるのではないでしょうか。でも低温調理は、食中毒を引き起こす可能性があるって知っていますか?今回は、ローストビーフを安全に作るためのポイントをご紹介します。牛肉で起こる食中毒でもっとも注意が必要なのは腸管出血性大腸菌O157です。感染すると腹痛や下痢といった症状が起こるほか、死に至るケースもあります。通常、菌は牛肉の外側に付いているため、表面をしっかり焼けばよいと言われています。しかし熟成が進んだり包丁で切れ目を入れたりすると、菌が内側に入ってしまうことがあるのです。そのためローストビーフは「特定加熱食肉製品」に該当し、中心温度を55度以上にしたうえで十分な時間をかけて加熱しなければいけません。ローストビーフを安全においしく作るため、十分に時間をかけて加熱する、見た目で判断しない、公式HPやレシピ本を参考にする、の3つを心がけましょう。お肉を安全に低温調理するためには、時間がかかるものです。牛モモ肉(約300g、厚さ約4cm)を58度で調理する場合で説明します。58度のお湯に入れると、お肉の中心温度が同じ温度になるまで約100分かかります。しかもその後28分間温度を維持しなければ殺菌できません。つまり58度でローストビーフを作ると、牛肉の中心温度が上がるまでの100分と維持するための28分で、合計約130分もかかるのです。殺菌のために温度を維持する時間は55度なら97分、63度なら不要です。しかし中心温度が到達するまでに時間がかかるので、温度にかかわらずじっくりと時間をかける必要があるんですよ。牛肉にしっかりと火が通っているかを目だけで判断してはいけません。なぜなら、加熱が十分なお肉とそうでないものは、ほとんど同じ見た目だからです。外側だけでなく、断面も似たように色が変わります。そのため十分加熱したつもりでも、生焼けの可能性があるのです。ローストビーフを作るときは、自己流アレンジをしたりインターネット上のレシピを参考にしたりするのはやめましょう。「お肉の表面をフライパンで焼いたあとアルミホイルで包む」という余熱を利用したレシピも見かけます。余熱では殺菌が難しいので、避けた方が安心ですよ。
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豚肉の低温調理は危険!? ローストポークやチャーシューを安全に作る3ポイント

簡単なのにジューシーに仕上げられる低温調理。自宅でチャーシューやローストポークを作る人も増えているのではないでしょうか。でも実は、低温調理には危険が潜んでいるんですよ。今回は、豚肉を安全に低温調理するためのポイントを解説します。お肉は加熱しすぎるとパサついてしまうので、ジューシーさを保ったまま火を通せる低温調理は助かりますよね。しかし低温調理には食中毒のリスクがあります。正しく調理しないと、火が通ったように見えても食中毒菌は殺菌できないんですよ。生の豚肉を食べると、以下のような食中毒や感染症を引き起こす可能性があります。・E型肝炎ウイルス・カンピロバクター食中毒・サルモネラ症・エルシニア食中毒・トキソプラズマ症 場合によっては死に至ることもあるので、豚肉を調理するときは内部まで十分に火を通しましょう。自宅で低温調理するときは、十分に時間をかける、見た目で判断しない、公式HPやレシピ本の通りに作る、という3つを心がけましょう。豚肉に潜む食中毒菌を加熱殺菌するためには、お肉の中心温度を63度以上にして調理する必要があります。豚肉をやわらかく仕上げるためにもっとも低温の63度で調理すると、中心温度が上がるまでの3時間40分と加熱を維持するための30分で、合計4時間10分ほどの時間が必要なんです。お肉の量や厚み、使用する調理器具によってはさらに時間がかかるかもしれません。豚肉を低温調理するときは、温度を確認しながら十分な時間をかけましょう。「温度や時間にこだわらなくても、見た目で判断すればいい」と思った人もいるかもしれません。しかし低温調理の場合、加熱が十分な豚肉とそうでないものの見た目はほとんど同じなんです。自宅で調理するときは自己流で作らず、安全性を検討したうえで作成されている公式HPやレシピ本のレシピを参考にしてくださいね。インターネット上にもさまざまなレシピがありますが、安全性が不十分なものもあるので要注意です。またよく見かける「フライパンで表面を焼いたあとアルミホイルに包んで火を通す」という余熱を利用した調理法も実はNG! 豚肉の中心温度が上がらず殺菌できないのでやめましょう。
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鶏肉の低温調理で食中毒!? 手作り鶏ハムを安全に作るための注意点

低温調理で作る鶏ハムやサラダチキン。おいしくてヘルシーなので、ダイエット食材としても人気です。材料は安い鶏むね肉なので、自分で作っている人もいるのではないでしょうか。でも低温調理には、食中毒の危険性があるって知っていますか?今回は、鶏肉を低温調理するときの注意点をご紹介します。気をつけないと食中毒になってしまう可能性があるので、ぜひ覚えておいてくださいね!鶏肉の食中毒でもっとも心配なのはカンピロバクターです。感染すると下痢や腹痛、嘔吐、発熱などの症状があらわれます。重症化する可能性もあるので注意しましょう。生の状態や加熱不足の鶏肉を食べたときだけでなく、調理時の取扱い方法によって感染してしまうこともあるんです。食中毒を防ぐためには、以下のことに気をつけましょう。・十分加熱してから食べる・鶏肉に触ったあとはしっかり手洗いしてから他の食品を扱う・生の鶏肉が触れた調理器具を他の食品に使わない・生の鶏肉が触れた調理器具は洗浄・殺菌する食中毒を起こさないように鶏肉を低温調理するための注意点を3つご紹介します。きちんと守れば安全においしく作れるので、覚えておいてくださいね。安全に低温調理するには、温度と時間がとても大切です。たとえば鶏肉を加熱殺菌するためには、肉の内部温度を63度以上にして調理する必要があります。しかもその温度を一定時間維持しなければいけません。さらに鶏むね肉(約300g、厚さ約3cm)の場合、内部温度が63度に達するまでにかかる時間は平均で68分!つまりもっとも低温の63度で調理しようとすると、内部温度が上がるまでの68分と加熱を維持するための30分で、合計100分ほどの時間が必要なんです。70度や75度で調理する場合も内部温度が到達するのに約70分かかります。低温調理器の公式HPやレシピ本が推奨するレシピは、安全性を検討したうえで作成されています。その通りに調理するのが一番安全なんですよ。「時間や温度をはからなくても、見た目で判断すればいい」と思った人もいるかもしれません。しかし低温調理の場合、加熱が十分な鶏肉とそうでないものはほとんど同じ見た目をしているんです。見た目では加熱具合を判断できないので、加熱時間を短くしたり温度を低くしたりなどの自己流アレンジはやめましょう。自宅で作るときは公式のレシピを参考にし、温度を確認しながら十分な時間をかけて調理してください。
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玉ねぎが一枚だけ茶色に…。変色した部分、避けて食べても大丈夫?

玉ねぎが一枚だけ茶色く変色してしまっていたという時に、変色した部分を避けて食べても大丈夫?という疑問にお答えします。玉ねぎが日持ちしやすくなる保存方法も紹介します。
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お惣菜を買ってきたのにお米を炊き忘れた!時短炊飯術とレシピを紹介

「お腹が空いていて、ご飯の炊き上がりまで待てない!」という時に役立つ、フライパンを使って10分でほかほかご飯を炊く方法や、生のお米から作る美味しいリゾットを紹介します。
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しめじのカサや石づきに、白いふわふわが…。カビ?食べても大丈夫?

しめじの石づきやカサ部分に白いふわふわの綿のようなものを発見したことはありませんか?カビかと思ってびっくりしますよね。しかし、その正体は「気中菌糸(きちゅうきんし)」と呼ばれるもので、カビではありません。「気中菌糸」は身体に有害なものではないので食べても大丈夫です!きのこはご存知の通り菌類ですが、通常は私たちが知っている「きのこ」の形状ではなく、糸のような菌糸の状態で、枯葉や土などから栄養を補い生育しています。私たちが普段食べているきのこは、菌糸が成長を止めて胞子をばらまくために生やした「子実体」と呼ばれるものです。温度や湿度の条件によって「子実体」であるきのこに、再び菌糸が発生する事があります。これが白いふわふわの正体である「気中菌糸」が発生するメカニズムです。菌糸は一見カビのようにも見えますが、どちらかと言うと菌糸の方がきのこの本来の姿であると言えます。カビではない事が分かりましたが、食べるとなると抵抗感を感じる方もいるかもしれません。気になる場合は湿らせたキッチンペーパーでサッと拭き取るか、軽く水洗いすると抵抗感がなくなりますよ。ただし洗い過ぎると、きのこの風味と旨味を損なってしまう可能性があるので、注意しましょう。また、保存状態によっては「気中菌糸」ではなく、しめじが本当にカビてしまう場合もあります。緑色のカビが生えている、酸っぱい臭いがする等の場合は、食べずに処分しましょう。最後に、しめじに「気中菌糸」が発生しにくい保存方法について紹介します。しめじを購入時の袋のまま保存すると、袋詰めの段階で残っていた水分や袋の内側に発生した水滴で湿度が高まり、気中菌糸が発生しやすくなります。しめじを購入したら、キッチンペーパーで軽く水分を拭き取り、ジッパー付きの保存袋など密閉できる袋に移し替えて保存すると気中菌糸の発生を予防することができます。その際出来るだけ空気を抜いて密閉して、なるべく空気に触れないように保存しましょう。さらに、気中菌糸は温度・湿度変化があると発生しやすくなります。しめじを冷蔵庫から常温に出して、再び冷蔵庫に戻すという事を何度も繰り返すと、温度・湿度が変化しやすくなるため、気中菌糸が発生しやすい環境となってしまいます。使用する分だけを取り出して残りはすぐに冷蔵庫に戻すなど、温度・湿度変化を最小限にして早めに使い切るようにしましょう。