20代は勉強に仕事に付き合いにと、何かと忙しいお年頃。
「資産運用」なんて、オジサンがするもの、というイメージをお持ちの方もいるのでは?
実は20代の今だからこそ、「資産運用」を始めるチャンスです!
今回は、20代で始める資産運用のススメについてご紹介します。
はじめまして、カーサミアライターのチエです。
20代の頃は都営浅草線沿線の押上駅で一人暮らしをしていました。30歳を過ぎてから投資を始め、貯蓄テクニックの研究が好きなこともあり、現在は数千万円の貯蓄に成功しました。
趣味が高じてファイナンシャルプランナーの資格も取得しました。
一人暮らしの女性の皆さんに、資産運用に興味を持って頂けるように、この記事を書いています。
20代で資産運用を始めるメリット
お金に働いてもらう!
毎日の仕事で忙しいあなたのために、お金にも働いてもらいましょう!
資産運用を始めれば、お金が自分で働いて、お金を増やしてくれます。
「お金に働いてもらう」という意識は、ぜひ若いうちに身につけたいものです。
複利効果で早く始めるほどお金が増える!
複利効果とは、お金を投資することで受け取った利息を、利息ごとまた投資して、 雪だるまのように加速度的に資産を増やすことです。
例えば、100万円を金利5%で運用したとしましょう。
1年後、利息が5万円付きます。5年後には4年分の利息20万円がついてトータル120万円になります。
これを、利息ごと運用すると、計算すると5年後には127.6281万円になり、複利効果によって 7万円強も多く増えることになります。
投資を続けていくことで、雪だるま式にお金が増えるので、早く始めるほど多くお金が増えていきます。
貯金だけじゃだめなの?
「私はコツコツ貯金してるから大丈夫!」という方!
実は貯金は価値が目減りすることをご存知でしたか?
モノの値段は少しづつ上がっていきます。
日本政府は、毎年2%づつモノやサービスの値段が上がっていくことを目標にしています。
今年100円のものが来年102円になる。
それはつまり、今あなたが持っている100円の貯金は、来年には98円分の価値しかないということを意味します。
資産運用を行うことで、このような貯金の価値の目減り対策となります。
20代で始められる資産運用にはどんなものがある?
大儲けも狙えるがリスクも大きい「株式投資」
企業が発行する株を購入し、値上がりしたら売却して利益を得ます。
大儲けを狙える反面、値下がりする可能性もあるため、ハイリスクです。
ローリターンだけど手堅い「債券」
あらかじめ利率や満期日が決まっている有価証券を国や会社から購入します。
元本が保証されるものが多いのでローリスクですが、ローリターンでもあります。
コツコツ資産を増やせる「投資信託」
投資信託を購入すると、専門家があなたの代わりに投資・運用してくれます。
元本割れの可能性もあるのでリスクはありますが、コツコツ積み立てていくことができます。
もしもの時の備えにもなる「貯蓄型保険」
貯金と保険の両方の機能を持った金融商品です。
定期預金より利率が高く、途中解約しなければ元本割れもありませんが、保険料は割高です。
著者が20代の資産運用としておすすめしたいのは、ズバリ「投資信託」です。
20代は体力があり仕事もバリバリできるので、リスクを取って積極的に資産を増やしていきたい時期。
株もリスクを取って大きく資産を増やせる可能性がありますが、毎日株価をチェックするのは、忙しい20代にはなかなか難しいものです。
投資信託なら、いったん設定さえすれば、コツコツと勝手に積み立ててくれる、「ほったらかし投資」が可能ですよ。
後半では投資信託の始め方、銘柄の選び方などを詳しくご紹介します!