【FPが解説】30歳独身の貯金、いくら必要?<中編>具体的にいくら貯める?

【FPが解説】30歳独身の貯金、いくら必要?<中編>具体的にいくら貯める?

この記事では、30歳独身の貯金について、詳しく解説していきます。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのチエです。

前編では30代独身の平均的な貯金額についてご紹介しました。

中編では、実際にいくら貯金を貯めるのが良いか、ご説明していきたいと思います。

30歳独身の貯金、いくら必要?

老後に備えて貯金を作ろう|イメージ画像: Pixabay

「貯金した方がいい」と分かっていても、具体的にいくらくらい貯金すればよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

せっかくの人生、趣味など楽しみのためにもお金を使いたいですよね。ただやみくもに貯金ばかりしていては、せっかくの楽しみを逃してしまうことにもなりかねません。

必要な貯金額をしっかり把握して、メリハリあるお金の使い方ができれば最高ですよね!

老後に向けて長期的に資産を形成しよう

貯金はあればあるほどいい!と貯金が大好きな人もいれば、貯金するよりお金をたくさん使って遊びたいという人もいます。

貯金する金額は人それぞれですが、私がおすすめする考え方は「老後に向けて長期的に資産を形成する」ということです。

将来結婚するかどうかはまだ分からないという人も多いと思います。もし独身のままでも経済的に老後も安心して生きていけると思えれば、日々の生活がより明るくなるのではないでしょうか。

老後資産はいくら必要?

では老後にいくらお金があれば安心でしょうか?

ひと昔前の日本では年金生活で老後は安泰という人もいましたが、少子高齢化が進み、老後の生活を年金だけに頼ることは難しくなっています。

年金だけではどのくらいお金が足りなくなるのか、試算してみましょう。

マンション購入を検討していらっしゃる方もいると思いますので、今回は「賃貸に住み続けた場合」と「中古マンションを購入した場合」の2パターンで試算してみたいと思います。

65歳までに、賃貸派は「1980万円」・マンション購入派は「1050万円」を目標に貯めよう

まず下記の前提条件をもとに試算した表をご覧ください。

現在、日本の法律では会社員の定年は60歳以上とすることが義務付けられており、定年再雇用制度などにより65歳まで定年を延長することもできるようになっています。

さらに政府は定年を70歳まで引き上げる取り組みを示していますが、今回は65歳での退職を想定しています。

また今年発表された日本人女性の平均寿命は87歳ですが、平均寿命は上昇傾向にあるため、今回は95歳まで生きることを想定しました。

【前提条件】

  • 65歳で定年退職し、95歳まで単身で年金生活する
  • 賃貸派は65歳以降、家賃5万円の物件に引越し、住み続ける
  • マンション購入派は31歳で2300万円の物件を35年ローンで購入し、65歳までに繰上返済。
    完済後は、管理費・修繕費として月2万円を支出
  • 更新料、固定資産税などは生活費から支出

※収支の数値データは総務省統計局が公開している、高齢単身世帯の平均的な支出と年金の額を参考に独自に作成

老後に不足する金額を試算

賃貸派は「1980万円」、マンション購入派は「1050万円」老後に不足することが分かります。

マンションを購入すると、ローン返済後は家賃の負担がなくなるため、老後の生活に余裕が出てくることが分かりますね。

賃貸派は「1980万円」マンション購入派は「1050万円」を65歳までに貯めておくことを目標にすると良いでしょう。

中編では老後の生活に備えるため必要な貯金額についてご紹介しました。

賃貸派は「1980万円」、マンション購入派は「1050万円」が65歳までに必要な貯金の目安となります。なかなかに大きな金額ですが、どうやって貯めていけばいいのでしょうか。

後編では30歳独身におすすめの貯金の作り方についてご説明していきます。

※記事の内容は執筆時点のものになります

お金カテゴリの最新記事