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30代独身彼氏なし。将来のために、貯金はいくらあればいい?

30代独身彼氏なし。将来のために、貯金はいくらあればいい?
かさみやちゃん
かさみやちゃん

独身だし、将来のために貯金したほうがいいと思うんだけど…。具体的にいくらあればいいのかな?
FPさ~~ん!教えてください~~!!

2020年9月にセコム株式会社が調査した「老後の不安に関する意識調査」では、8割以上が老後に不安を感じており71.6%が経済的な負担に関する不安があると回答しています。

こんにちは。カーサミアライターの芦原です。

温かな家庭を築くことも素敵だと思いつつ、自由で快適な独身生活を謳歌している女性も多いのではないでしょうか?しかし、年金受給額は少ないため、老後の暮らしに不安がよぎる女性も多いようです。

「老後の暮らしは、破綻しないかな…?」

「老後の生活までに、どれぐらい貯金をすれば良いんだろう…?」

「他の女性の貯金はどれぐらいなのかな…?」

このような老後の暮らしに不安を感じる女性の方のために、FP所持者の私が老後のための貯金についての考え方をご紹介します。

30代独身女性の平均貯金額

30代女性の平均貯金額はいくらなのだろう…?|イメージ画像:ピクスタ

まずは、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)」を参考にしながら、30代独身女性の平均貯金額について解説します。

平均貯金額は359万円

30代単身世帯の平均貯金額は359万円となっています。37%の人は「貯金がない」と回答しており、「100万円以下の貯金しかない」と回答している人は51%。多くの30代が貯金できないと悩んでいることが分かります。

そのため、貯金を始めようと考えている方は、まずは平均貯金額359万円を目標にしてみましょう。

金融資産保有者の貯金額は572万円

老後の暮らしが不安という理由で貯金に励んでいる30代も注意してください。30代単身世帯で金融資産未保有者を除いた平均貯金額は572万円です。

平均貯金額を貯めることができていれば、自己投資にもお金を使いましょう。30代はスキルアップのための自己投資も大切です。

3人に1人は貯金がない

30代単身世帯の37%が金融資産未保有となっています。約3人に1人が貯金できないと悩んでいます。

セゾン投信株式会社の見解によると、40代で貯金がない場合でも老後資金が準備できるそうです。しかしそのためには、月5万円の貯金を死守しなければいけません。毎月5万円を必ず貯金するのは想像以上に大変です。

老後資金は、少額でもコツコツ貯めていくことが大切です。早く始めることに損はありません。そのため、貯金がない方は1歩目を踏み出してみましょう。

30代独身女性が考えたい「老後」

老後の不安を払拭するためにも年金について理解しましょう|イメージ画像:ピクスタ

30代独身女性の貯金事情を理解した上で、老後の暮らしに必要なお金について考えていきましょう。

独身女性の年金受給額は、12.2万円

国税庁報告書に掲載されている女性の平均年収額(279万円)です。三井住友銀行が提供する年金試算シミュレーションで年金受給額を試算すると、月額12.2万円が支給されることがわかります。

(※年金試算シミュレーションの試算条件:30歳・女性・年収279万円・就業開始22歳・就業終了60歳)

独身女性の老後生活費は、15.18万円

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2019年(令和元年)」によると、高齢単身世帯(無職)における1ヵ月の消費支出は13万9,739円、非消費支出(税金・社会保険料等)は1万2,061円、1ヶ月の生活費の合計は15万1,800円となっており、内訳は以下の通りです。

項目支出額
食料3万5,883円
住居1万2,916円
水道光熱費1万3,055円
日用品費5,681円
被服費3,659円
保険・医療費8,445円
交通費1万3,117円
教育費47円
教養娯楽費1万6,547円
その他3万389円
非消費支出(税金や社会保険料)1万2,061円
合計15万1,800円

老後破綻を招かないために貯金が必要

独身女性の年金受給額12.2万円から、老後生活費15.18万円を差し引くと、1ヵ月あたり2.98万円足りません。厚生労働省が発表している女性平均寿命87.45歳まで生きると想定すると2.98万円×12ヵ月×22年=約787万円を貯金で賄わなければいけないのです。

また、厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」によると、65歳から必要となる生涯医療費の全国平均が1,692万円のため、3割負担で計算すると564万円を用意する必要あります。

75歳から後期高齢者医療制度で医療費は1割負担で済みますが、財源の関係で2割負担に変更など見直しが始まっています。そのため、現役時代と変わらない3割負担を見据えて貯金をしておきましょう。

以上を考えあわせると、少なくとも、生活費の不足分787万円+医療費564万円=1,351万円を貯めておく必要があるのです

30代独身女性が始めたいお金の増やし方

老後のためにキャリアアップを目指しましょう|イメージ画像:ピクスタ

老後の暮らしに備えるために、少なくとも1,351万円の貯金をしておく必要があります。実際に、老後に備えるためにお金を増やしたいと思った女性も多いでしょう。次に、30代から始めたいお金の増やし方について解説します。

キャリアアップを目指す

30代はキャリアアップを見込める世代のため、貯金だけではなく自己投資を忘れずにしましょう。現在の仕事でキャリアアップするために必要な資格の取得や、副業を始めるためのスキル取得に励んで、収入アップを目指してみてください。

将来に備えて貯金を始める

想像以上に老後の暮らしにお金がかかることは理解して頂けたと思います。貯金を始めるタイミングが早いほど、毎月の貯金額の負担が少なくて済みます。そのため、早めに将来に備えた貯金を始めましょう。

もし仮に、貯金ゼロの状態から、65歳までに1,351万円を貯めようと思ったら、

30歳から始めれば、年間 約 39万円
35歳から始めれば、年間 約 45万円
40歳から始めれば、年間 約 54万円
45歳から始めれば、年間 約 68万円

ずつ貯金していく必要があります。

たとえば毎月2万円×12ヶ月、ボーナス8万円×2回を貯金できれば、年間40万円です。
1,351万円は大きな金額ですが、このぐらいであれば現実的だと感じられるのではないでしょうか。

毎月の貯金額を高めに設定すると、計画が狂うことも多いです。そのため、老後に不安を感じたら、早めに貯金を開始しましょう。

資産運用を始める

銀行預金では低金利で利子が期待できません。そのため、資産運用を学んで賢くお金を積み立てていきましょう。

株式投資や不動産投資などは専門知識が必要になり、必ず儲かるわけではありませんが、iDeCo(イデコ)などの金融商品は貯金ができて、高い節税効果が期待できるため、老後に備えた貯金を始めたい女性におすすめです。しかし、デメリットもあるため資産運用に関する勉強をした上で始めてください。

今回は、30代女性が不安になる老後の暮らしの備えについて解説しました。単身世帯の場合は、約1,351万円分の老後の生活費が不足します。老後破綻を招かないためにも、30代から少しずつ貯金を始めてください。

貯金に関しては周囲に聞きづらいものです。そのため、金融広報中央委員会が発表している平均貯金額を目標に貯金してみることをおすすめします。ぜひ、これを機会に将来に備えて貯金を始めてみてください。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

30歳なら年間39万円、35歳なら45万円を貯めておけば、65歳までに1,351万円になるわけですね…!
このくらいなら、がんばればできそう…!

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