キノコの「いしづき」切りすぎてない?どのくらい取ればいいかチェック
いしづき(石づき)部分の正しい処理の仕方って知っていますか?なんとなく根元を切り落としていたけれど、改めて調べてみると…実は切りすぎだったかも!?この記事では、しめじや椎茸などキノコのいしづきの下処理方法について紹介します。食材を無駄にしない下処理の仕方を学んで、旬のキノコ料理を楽しみましょう。多くのキノコは傘と軸からなり、軸の一番先端部分のことを「いしづき」と呼びます。食べられないことはないのですが、生えていた時に木や菌床とくっついていた部分なので、硬くジャリジャリした食感で、ほとんど食べることはありません。しかし軸といしづきの境目が分かりにくいキノコもあるため、石づきを大きめに切りすぎると、せっかく食べられる部分でも無駄にしてしまっている可能性があります。キノコの軸は、栄養豊富でうまみも強い部分なので、無駄にするのはもったいないのです。しめじは先端の軸が密集して硬い部分がいしづきなので、いしづきを包丁で切り落としましょう。あとは手で食べやすい大きさの子房にほぐせば下処理完了です。椎茸は軸の先端部分、黒くて触ると硬い部分のみがいしづきなので、包丁で切り落としましょう。えのきは軸の部分が長くて、どこから切り落とせばいいか分かりにくいですよね。えのきのいしづきは、先端のおがくずが付いている茶色く硬い部分だけです。いしづきを切り落としてしまえば、密集して束になっている根本の軸の部分も食べられます。舞茸はほぼ捨てるところがなく、そのまま手で食べやすい大きさにほぐして使えます。エリンギの軸の根本に線のような部分があればいしづきなので、切り落としましょう。エリンギは出荷された時点でいしづきが取り除かれているものが多いので、先端部分の硬さが気にならなければ取り除かなくてもOKです。