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買うより捨てる方が難しい…捨てルールを決めたら、買い物が楽しくなった【一人暮らしエッセイvol.67】

一人暮らしエッセイ
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捨てるルールを決めたら、好きなものをじっくり選んで買う楽しみが増えました

一人暮らしを初めて1年ほど経ちすっかり落ち着いた時、ふと気になったのが部屋の隅に置いてある「捨てる物」達。

気になりつつも面倒くさくて見て見ぬフリをしていました。
古いテレビ、カラーボックス、布団など一人暮らしを始めた当初、実家から持ってきたり、友人に譲ってもらった家具や家電などです。

とてもありがたく使っていたけれど、少しずつ余裕ができて、自分の好きな物を買い揃えると使わなくなり、とりあえず収納に押し込んでいたのです。
決して広くない部屋、自分にとっては安くない家賃、いらない物に占領されていてはもったいない!と処分する事を心に決めました。

まずは1品ずつ捨て方を調べます。

区のホームページにはごみ分別チャットボットがあり、品名を入力すると回収方法や料金がチャット形式で回答が出てきます。
「カラーボックスは解体しても元のサイズで料金が決まる」
「テレビは粗大ごみでは回収できない」

自分の認識とは違う物も多く、きちんと調べて良かった!
粗大ごみは料金シールをコンビニで購入し、ネット予約した日にマンションの集積所に置くだけです。

テレビは東京都内に3つある家電リサイクルセンターの1つが近かったので、自転車で持ち込みしました。

大物を処分して勢い付いた私は他の物も処分したくなりました。
読まなくなった本、着なくなった洋服、使っていない食器などです。
気に入ってそれなりの値段で購入したので、捨てるにはしのびなく、どうしたものかと放置していたのです。

本と洋服はリサイクルショップにまとめて持ち込みました。
値段がつかない物も多いのですが、引き取ってもらえればOKという気持ちです。

本はドラマ映画化した作品や完結したマンガシリーズ全巻が意外と高値で買い取ってもらえました。
洋服は季節はワンシーズンしか着ていないアウターやキレイ目のワンピースなど使用頻度が低くて季節に合った物は、少し良い値が付くようです。

一時期集めていた北欧食器は、初めてフリマサイトで出品してみることにしました。
フリマサイトは入札者とのやり取りが煩わしくて、抵抗があったのですが詳しい友人に聞きながらアカウントを開設。
魅力的に見えるよう物撮りをして説明コメントを書くのも意外と楽しい!
クレームや返金要求がきたら…と不安でしたが、趣味が似ていて価値をわかってくれる方に購入してもらえて良かったです。

それぞれに合った捨てる方法を調べるのは手間がかかりますが、実際に捨てる作業は、やってみれば意外に簡単です。
何よりも部屋がすっきりして気持ちが良い!

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方法がわかった事で自然に捨てるルールができました。
私の「捨てるルール」はこんな感じです。

  • 家具家電は、購入時に料金がかかってもリサイクルや引き取りサービスを利用する
  • 洋服・本は半年に1度リサイクルショップに持ち込む
  • 雑貨は1年に1度フリマサイトに出品する

このルールのおかげで、買い物は今ある物とリプレイスする前提でじっくり検討して、処分の段取りを決めてから購入するようになったので、無駄な買い物がなくなりました。

逆に本当に欲しい物は、高くても使用頻度が低くても、思い切って手に入れる事もできて、買い物の楽しみが増えたようにも思います。
部屋の物の量を一定に保ちつつ、好きな物に囲まれて生活できるので、一人暮らしがもっと楽しくなりました。

最初から物を増やさないミニマリストにも憧れるけれど、好きなものを選んで買う楽しみも大切にしたい。

SNSやウインドウショッピングで気になった物を、値段を調べたり、サイズを測ったり。自分の部屋に合うか妄想するのは一人暮らしの醍醐味です。
自分なりの捨てるルールを決めてから、すっきりした部屋も買い物の楽しみも両立できるようになりました。

(エッセイ投稿者:ふみ花/女性)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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