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不動産屋に嫌な顔をされても、周辺環境は絶対に妥協しなかった結果…【一人暮らしエッセイvol.79】

一人暮らしエッセイ
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土地勘のない都会での一人暮らし。周辺環境には徹底的にこだわりました。

今から10年ほど前、私は、仕事の都合で実家からかなり離れた都会へ引っ越し、一人暮らしをする事になりました。

田舎生まれの私が初めて都会の近くで暮らすになり、不安と楽しみが半分半分の状態が毎日続きました。そんな中で、私は、とにかく不動産屋に連日通い満足のいく部屋を探す事にしたのです。

私が土地勘のない都会で一人暮らしをするにあたり、重視していたのは周辺環境です。
なぜかというと、室内の事ならある程度工夫をすれば改善できます。でも、周辺環境だけはそうはいきません。

条件の良い部屋がないか探してみたのですが、なかなか見つかりませでした。
不動産屋さんの方から、いくつか物件を紹介してもいました。ですが、どれもこれも理想的ではありませんでした。
コンビニはあるのに郵便局や銀行はないとか、ファミレスはあるのにスーパーはないとか。

不動産屋さんは、遠回しに妥協も必要だと話してくれました。確かに、こちらが妥協すればすぐに物件は見つかったでしょう。ですが、実際に住んだ後で後悔はしたくないと考え、妥協しませんでした。

私が挙げていた条件は、以下のようなものです。

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まず、スーパーは徒歩で数分のところ。私は、普段は車に乗らないためかなり重要です。重たい物を提げて帰ってくるので、片道約10分以内で行ける場所を探しました。

それに、頻繁にコピーを取ったりネット印刷を利用するため、コンビニも近くでなくてはいけないと思いました。それも近ければ近いほど良いでしょう。

市役所や銀行、それに郵便局というのは、土地勘がなくては行くのが難しいところもあります。なので、こちらも片道で約10〜15分で行ける場所。
私は、ここは特に妥協したくないと思ったんです。なぜかというと、私はかなりの方向音痴で、旅行先では必ず迷子になってしまうからです。
そのため引っ越し先は、道順が簡単に覚えられるところが良いと思いました。

このように妥協しなかったため、不動産屋さんにはかなり嫌な顔をされました。軽いイヤミを言われたこともあります。

でも、住む所というのは服や雑貨と違ってすぐに取り替える事ができません。一度決まってしまったら、そこに住まなくてはなりません。だから、私は絶対に妥協しませんでした。

紹介してもらうこと、8件目の物件。ようやく、理想のアパートが見つかりました。

スーパーまでは10分以内に行けますし、コンビニは歩いて1分。市役所や銀行、それに郵便局も目と鼻の先です。こんな理想的な物件が見つかるとは思ってもいませんでした。

もし、私が妥協していたら、今頃は不便な所に住んでいたかもしれません。
アパートやマンションを探す時には、間取りやデザイン性も確かに大切です。でも、部屋そのものだけではなく周辺環境が充実しているかどうかも、楽しい一人暮らしのためには必要だと思います。

そのおかげで、土地勘のない場所でスタートした一人暮らしは、想像以上に暮らしやすかったです。妥協しなくて良かったと改めて思いました。

(エッセイ投稿者:森田深雪/女性)

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