賃貸の不動産会社が教えてくれないお部屋の選び方とは? >

家具家電は安さ優先だった私が、初めてデザインを優先したときの話【一人暮らしエッセイvol.98】

一人暮らしエッセイ
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

「一人暮らし女性のおうちライフを快適に!」がテーマのライフスタイルマガジン「カーサミア」では、現在、一人暮らしに関するエッセイを募集しています。詳細は記事末尾をご覧ください。

スポンサーリンク

唯一こだわったグレージュの扇風機

私には、インテリアに対するこだわりがあまりありません。

価格よりも安さ優先。全ての家具や家電を安価なインターネットのサイトで揃えました。落ち着いた色味に統一しておけば極端にダサくなることはないだろう、という考えのもと、ベージュやブラウンの製品を中心に選んだのです。

私が一人暮らしを始めたのは、去年の初夏。
そこから数ヶ月経って、暑さが猛威をふるい始めました。

私は北海道の札幌に住んでいます。札幌にはエアコンが無い物件も多く、私が選んだ物件もそうでした。
個人でエアコンを取り付けることは不可能な賃貸の部屋だったため、私は必死で扇風機を探しました。友達が泊まりに来る予定も迫っていたため、それに間に合わせる必要もあったのです。

他の家具家電と同様、インターネットで検索しました。機能についてはよく分からないし、サイズが小さすぎたり大きすぎたりするものでなければなんでもいいな、と思いながら調べ始めました。

そんななかで、目に留まった製品がありました。羽から土台、ガード部分に至るまでグレージュだったのです。白のボディが多数のなかで、その製品はひときわ目立っていました。

うちの床や他の家具の色とも合いそうだ、と思いました。

しかし、同程度の機能を備えた白色の製品と比べると、2000円ほど値段が高かったのです。
私は一旦、諦めました。
実用性が上がるわけでもないのに、2000円も違っている製品を買うのは贅沢であるように思えたからです。

しかし、他の製品を見ている間、グレージュのボディの存在が思い出されてなりませんでした。

スポンサーリンク

あの製品よりも安い同じような色味のものが無いかと調べてみましたが、値段以前に、あの色味の製品自体が他になかったのです。

違うページを開いてはグレージュのページに戻り、また違うページを開いては戻り……を何度か繰り返した後、私はグレージュの製品を買うことに決めました。

無駄遣いではある。
けれど、こんなに気になってしまっているなら、もう買うしかないと思ったのです。きっと別の安い製品を買ったとしたら、届いた後もずっとグレージュの存在を気にしてしまうだろう、と。

なんとなく罪悪感を抱きながら、注文ボタンを押しました。そして数日後、商品が到着。友人が泊まりに来る当日の午前中でした。

結局友人と一緒にダンボールを開けて、組み立てました。私たちは2人ともこのような作業が苦手だったため、簡単な構造のわりには苦戦しましたが、なんとか完成しました。

出来上がった扇風機を置いてみて、あぁやっぱり。これを選んでよかった、と思いました。
考えていたとおり、グレージュのボディは周りの家具や家電とよく馴染んでいました。

そんなわけで、去年の夏はこの扇風機にめちゃくちゃお世話になったのでした。
夏の終わり、住んでいるアパートの全室にエアコンが設置されることが決定したため、今年は去年ほどは酷使せずに済むかもしれません。今度は洗濯物の乾燥を中心に、働いてもらおうかと思います。

(エッセイ投稿者:田道間ハヤシ/女性/20代)

カーサミアでは、一人暮らしエッセイを募集中です。
現在募集中のテーマは「一人暮らしの《こだわり》インテリア」。
投稿掲載者にはAmazonギフト券600円を進呈。
ご応募お待ちしております!