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初めての引っ越し。ワクワクしながら選んだ、165cmの本棚【一人暮らしエッセイvol.99】

一人暮らしエッセイ
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わたしのワクワクは高さ165センチ・扉付きの本棚

私のこだわりインテリアは本棚です。
普通の縦長でシックな木目調の本棚ではあるのですが、これがとてもお気に入り。

パカパカと外側に開く扉たちには窓枠がなくて、それが却っていつも本棚を開く時の自分を幸福にさせてくれるのです。
今日はどんな楽しみが待っていてくれるだろうか、と。

パカパカと(実際にそういう音がします)、いつも開くたびにふんわりと立ち昇る凝縮された紙の香り。ああ、この本棚でよかったと酔いしれる瞬間です。

もともと、ずっとシックな木目調の本棚に憧れがありました。
実家の間取りの関係で、自分一人の十分な本棚を持てなかったものですから、引っ越して本棚をセレクトするときからワクワクが止まりませんでした。鮮やかな色味のコスメを選ぶのと同じくらいに。

どれにしようか。ああ、横長もおしゃれで捨てがたいし、窓枠がはめ込まれているものも外からタイトルを眺められて素敵。
そうして散々迷った末に、でもやはり、私は今の、縦長で中の見えないのっぽな3段の本棚を2棹購入したのです。

重さで床はへこむかもしれないし、縦長ではつっかえ棒をしていてももしかしたら地震で倒れ込んでくるかもしれないのに。なぜでしょう。

そこで気が付きました。私は図書館にあるあの本達と本棚のようなワクワクを、インテリアに求めているのだと。

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実際、私の本棚には蔦屋書店よろしくガラスペンやインクなんかも本と一緒に並べられておりますし、果てはマニキュアから香水まで好きなもので埋まっている始末。これではタイトルも見えません。
あらあら本末転倒。でも、それでもとっても幸福。

これは引っ越してみて分かったことですが、私の荷物の大半はコスメと本達でした。

持っていけるもの、迷った末に手放せなくて持っていくもの、整理して売りに出すもの。
色々ありましたが、コスメや本達、そしてそれらに共通して言えることが、私の人生を彩ってくれるものたちだということでした。

コスメは私の表情をより明るく豊かに、気分を華やかに。
本達は私の人生とこころを鮮やかに彩っていく。

彼ら(と呼ぶことにします)は私にとってなくてはならないもので、なんでこんなに捨てられないのだろうと引っ越し作業で最終的には半泣きになりながらも、でも持っていくと決めたものたちです。

そんな大切なものだからこそ、私はきっと、そのワクワクをそのまま収納しておける本棚に焦がれたのでしょう。
開いた瞬間に香る紙の香りに、外からタイトルの見えない扉。少し背伸びしてとどく高さの、あのときめき。
それらすべてをそのままにしておきたくて、今の本棚に巡り合うまでずっと探しました。

初めての引っ越しという不安に打ち勝てたのも、この本棚選びが一躍買っていたと今なら思います。

私の本棚は、高さ165センチメートル、幅40センチメートル、奥行きも40センチメートル。両手を開いて抱きしめようとすると少し本棚の方が大きいくらい。

一人暮らしでものに溢れた1Kには少し手狭に感じてしまうかもしれない。でも、これくらい大きい方が、私のこころを受けとめてくれるのにはもってこいのサイズなのです。

(エッセイ投稿者:湯桶 梨紗/女性/20代)

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