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掃除しやすい部屋づくりのコツは?ポイントを収納のプロが解説

収納・インテリア
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この記事では「ズボラだけれど、なるべくきれいなお部屋を保ちたい」という方に向けて、収納のプロが掃除しやすい部屋づくりのコツを解説します。

こんにちは!「背伸びしない心地よい暮らし」がモットーの、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。

収納方法や家具選び、レイアウトを工夫すれば、ズボラさんでもきれいなお部屋を保てます。掃除が行き届いた空間で、心地よい毎日を過ごしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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質問:掃除しやすい部屋にしたい!収納やインテリアのコツは?

6畳の部屋で、これから一人暮らしをはじめます。

はっきり言ってズボラなのですが、突然の来客にも慌てずに済むよう、掃除しやすい部屋にしたいです。

収納やインテリアのコツを教えてください。

春野なほ
春野なほ
答えてくれたのは…

輸入雑貨店での販売経験をもつ、Webライター。 北欧のスローライフに興味があり、北欧式整理収納プランナーの資格を取得しました。インテリアや収納、ライフスタイルなど、心地よい空間づくりのヒントを発信しています。 現在のモットーは「背伸びしすぎない、ていねいな暮らし」です。

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回答:掃除しやすい部屋にするには、家具や床に置くモノを減らすのがコツ

掃除しやすい部屋にするには、掃除機やフローリングワイパー、モップなどをかけやすいように、家具や床の上に置いているモノを、なるべく減らすことが大切です。

掃除をはじめる前に、持ち物を移動させなくてすむので、ホコリや汚れが気になったときにすぐ取りかかれます。

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掃除しやすい部屋にする、具体的な方法

まずは持ち物を減らす

まずは引っ越しを機に持ち物を見直しましょう。家具や床の上に置かないよう意識する以前に、モノ自体が少なければ、掃除や管理の手間を減らせます。

持ち物を見直すときのポイントは、一般的な意見ではなく「自分にとって本当に必要かどうか」を考えることです。

たとえば「SNSで使っている人が多いから」という理由で、カーペットやラグを使用していても、人によっては「掃除機をかけるときにめくるのが面倒」と感じる場合もあるかもしれません。

その場合、掃除のしやすさを重視して、思い切ってカーペットやラグを使わないのも方法です。

なるべく持ち物を減らせば、スペースにゆとりが生まれます。掃除しやすいのはもちろん、一人暮らしの限られた空間を有効に使えるでしょう。

モノの定位置を決める

持ち物を見直した結果「残す」と判断したものは、一つひとつに定位置を決めておくと、「どこに戻そうかな」と考える必要がなく、掃除にかかる時間と労力を節約できます。普段自分が使う場所に収納するのが基本です。

たとえば玄関で荷物の入った段ボールを開けるのであれば、ハサミやカッターの定位置は玄関がベストといえます。使う機会が多い場合は、玄関用とリビングスペース用に、ハサミやカッターを複数用意しておいても良いですね。

「浮かせる収納・吊るす収納」にする

家具や床の上に置かず、フックなどで吊るして収納するのが基本です|筆者撮影
ぬめりやカビが発生しやすい水回りは、特に浮かせる収納がおすすめ|筆者撮影

持ち物は、上の画像のようにフックなどを使って、家具や床の上につかないようにしましょう。

キッチンや洗面所、浴室などの水回りの場合、モノを置きっぱなしだと、ぬめりやカビが発生することもあります。

細かいモノもボックスにひとまとめにしておけば、楽に移動させられます|筆者撮影

どうしても浮かせる・吊るす収納が難しいのであれば、ケースやボックスに入れておくのがおすすめです。掃除する際に、まとめて持ち上げられます。

上の画像のようなプラスチック系の素材のボックスなら、汚れやホコリが気になったときは丸洗いできるので、お手入れも楽チンです。

家電周辺の配線類はホコリが溜まりやすく、見た目もゴチャゴチャしがちです。配線収納ボックスや結束バンドを使って整えておくと、掃除のときに引っ掛かるのを防げます。

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掃除しやすい部屋を目指すなら、家具選びも重要!

一人暮らしを機に、新しく家具を購入する方もいるでしょう。ここでは、掃除しやすい部屋を目指すのであれば、知っておきたい家具選びのポイントをご紹介します。

キャスター付き家具|移動が楽チン

掃除しやすい部屋づくりの基本は、なるべくモノを置かないこと。とはいえ、テーブルやゴミ箱など、どうしても床に置くしか方法がないアイテムもあるかもしれません。

キャスター付きのワゴンなら移動させやすく、掃除機やフローリングワイパーをスムーズにかけられます。

こちらのワゴンは天板付きなので、テーブルとしても使えて便利です。

スチール製の棚|ホコリが溜まりにくい

スチールラックはホコリが溜まりにくく、カビも発生しにくい|編集部撮影

棚を選ぶときは、スチール製がおすすめです。メッシュ状で、ホコリが溜まりにくい特徴があります。

スチール製の棚は風通しもよく、置いている壁面にカビが発生しにくいのも嬉しいポイントです。

一番下の棚板を、掃除機やフローリングワイパーが入りやすい高さに調節しておくことで、床の掃除もスムーズになりますよ。

また、ワイヤーネットやフック等と組み合わせることで、「浮かせる収納・吊るす収納」も実現しやすいです。

小物はプラスチックのケースに、雑誌や本はファイルボックスに入れてから、ラックに並べると、掃除のときにまとめて移動させられます。

布団やマットレス|畳んでしまえる

これから寝具を買うのであれば、ベッドではなく布団やマットレスを選ぶのも方法です。

使わないときに畳んだり押し入れにしまったりすれば、床面が空き、スムーズに掃除できます。

「長い間ベッドを愛用していて布団に変えるのはちょっと……」という場合は、寝心地がベッドに近いマットレスを選ぶと良いでしょう。

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掃除しやすい家具のレイアウト方法

直線の動きだけで掃除機がかけられるレイアウトが理想です|間取り図:イラストACをベースに、筆者作成

掃除しやすい部屋にするには、家具のレイアウトもぜひ工夫してみてください。直線の動きだけで掃除機がかけられる配置が理想的です。

上の画像のように家具をなるべく壁際に寄せて、家具同士・壁との間に隙間ができないように配置すると、ホコリが溜まるのを防げます。

Q
掃除しやすい部屋にするには?
A

きれいなお部屋を保つには、スムーズに床の掃除ができるよう、なるべくモノを置かないのがコツです。

浮かせる・吊るす・壁掛け収納などを活用すれば、掃除機やフローリングワイパーをかけるとき、モノを移動させる手間がありません。

家具を選ぶときも、掃除しやすいかどうかを意識してみてくださいね。

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