この記事では「間接照明に興味があるけれど、暗くないのだろうか」という方に向けて、インテリアのプロが、上手な取り入れ方を解説します。
こんにちは!居心地のよい空間作りを目指している、カーサミアライターの春野です。北欧式整理収納プランナーの資格を活かし、一人暮らしの女性に役立つ情報を発信しています。
間接照明は光がやわらかく、まぶしさを感じにくいので、リラックスしたいシーンにぴったり。また、明るい場所と暗い場所のメリハリが出て、お部屋全体がおしゃれな雰囲気になるのも嬉しいポイントです。
間接照明を上手に取り入れて落ち着く空間を作りたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
質問:一人暮らしで間接照明は暗い?上手な取り入れ方を教えて!
ワンルームで一人暮らしをしています。
部屋を落ち着ける空間にしたくて、間接照明に興味があります。けれども、自宅で本を読んだりパソコンで作業したりすることがあるため、暗いのではないかと気になります。
上手な取り入れ方を教えてください。
回答:間接照明だけでは暗く感じやすいので、直接照明と組み合わせるのがおすすめ
自宅で本を読んだりパソコンで作業したりする機会がある場合は、間接照明だけだと暗く感じやすいため、直接照明と一緒に取り入れるのがおすすめです。
直接照明とは、シーリングライトやペンダントライトなど、上の画像のように天井から取り付けて部屋全体を明るくする照明を指します。
ワンルームであれば、間接照明だけで過ごすことも無理ではないものの、シーンによっては暗く感じる場合があります。
読書やパソコン作業をするときは直接照明で部屋全体を明るく照らし、寝る前のリラックスタイムは間接照明だけにするなど、使い分けると良いでしょう。
一人暮らしにおすすめの間接照明の取り入れ方
ここでは、ワンルームの一人暮らしにおすすめの、間接照明の置き方や照らし方をご紹介します。使うシーンを思い浮かべながら、ライフスタイルに合った照明器具を選んでみてくださいね。
天井と壁を照らす
天井と壁を間接照明で明るく照らすと、お部屋全体が広く見える効果が期待できます。穏やかでありながらも、開放感のある雰囲気に仕上がるので、スペースが限られているワンルームにぴったりです。
ただし、まぶしさを感じないよう、間接照明は光源がシェードで覆われているタイプを選びましょう。もしもランプシェードがついていない場合は、直接光が目に入らない場所に間接照明を置くと、まぶしさを防げます。
間接照明を複数配置する
お部屋の雰囲気作りを重視したい方には、間接照明を複数配置するのがおすすめです。空間に立体感が出て、おしゃれに仕上がります。
照明器具が一箇所に集まると明るい所と暗い所のメリハリがなく、のっぺりとした印象になるため、全体のバランスを見ながら分散させてレイアウトしましょう。取り入れる照明の高さはそろえない方が、立体感を出せます。
ソファに座ってくつろぐのであれば、ソファの横に。ベッドに転がった状態でリラックスするならベッドサイドテーブルに。照明器具を置く場所や使うシーンも意識すると、より心地よい空間が作れます。
お気に入りのスペースを照らす
スポットライトやデスクライト、フロアライトを使って、上の画像のようにお気に入りのスペースを照らして目立たせるのも、テクニックのひとつ。光を当てない部分は目立たないので、さりげなく生活感をカバーする効果もあります。
絵や写真、雑貨、植物などを照らすのであれば、方向を変えられる、スポットライトがおすすめです。スポットライトはダクトレールに取り付けて使用します。
賃貸の場合は、工事不要で取り付けられる「簡易ダクトレール」を選びましょう。引っ掛けシーリングがついていれば、簡単に設置できます。
ただし、簡易ダクトレールを購入する前に、自分のお部屋に設置できるか以下のポイントを確認してくださいね。
簡易ダクトレールを購入する前のチェックポイント
⇒天井に引っ掛けシーリングが付いているか、取り付けたい簡易ダクトレールに自宅の引っ掛けシーリングの形が対応しているか
■角度調整ができるので、ディスプレイスペースに光をあてやすいのがポイント
■シーンに合わせて光の加減を調節できる調光調色機能付き!
- Q一人暮らしで間接照明は暗い?上手な取り入れ方は?
- A
読書やパソコン作業をする機会がある場合、間接照明だけでは暗く感じやすいので、直接照明と併用するのがおすすめです。
取り入れ方の例は以下のとおりです。
- 天井と壁を照らす
- 間接照明を複数配置する
- お気に入りのスペースを照らす
間接照明を活用して、落ち着ける空間を叶えてくださいね。