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一人暮らし7年。無理なく自炊を続けるためのマイルール【一人暮らしエッセイvol.41】

一人暮らしエッセイ
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一人暮らしを始めて気付いた、自炊のルール

私は一人暮らしをして早7年になります。
私の場合、一人暮らしは自発的に始めたというより、やらざるを得なくなったものです。

それまで実家暮らしをぬくぬくやって、そろそろ出なきゃと思いつつも居心地の良さになかなか出れない状況でした。
仕事はフルタイムで続けていて、それを言い訳にして恥ずかしながら家事はほとんどやらず、家族に頼りっぱしでした。

そんな私の未来を心配したのか、ある日突然、親から「そろそろ一人暮らししなさい」と言われ、急ぎ物件を探し、ほとんど準備もままならない状態で一人暮らしを始めました。
いま振り返ると、親からの愛の鞭でした。

そんなわけで、家事はさっぱり、特に料理は知識もほとんどなく。
とりあえず食べたいものを作ろうと自炊への意欲はありましたが、野菜一つにしろ、なかなか食べきれず腐らせてしまう有様でした。

すぐに食材を無駄にし、そんな自分に自己嫌悪している日々が続きました。
これじゃダメだと、一人暮らしの本を買ったり、ネットで食材の保存方法を調べました。

そこで知ったのは冷凍保存の重要さでした。
一部を除き、大体のものは冷凍保存が可能だと判明しました。

冷凍保存を活用するうち、気づいたら冷凍庫はぱんぱん、冷蔵庫より食品が入るようになっていました。一人暮らしを始めた当時は深く考えず、あればいいくらいの気持ちで冷蔵庫を購入していましたが、冷凍庫が大きいタイプを買っておけば良かったなと心から思いました。
今は食べきれない食材はその都度調べ、適切な保存が出来るようになりました。

これから一人暮らしを始める方は、食材の保存方法を早めに知った方が絶対いいです。家計のやりくりの向上、そしてフードロス対策にも繋がっていくと思います。
あと、冷凍庫が大きめのを選ぶことをお勧めしたいです。

あわせて思うことですが、自炊は頑張りすぎないことが続く秘訣です。

初めの頃は「3食自炊するぞ」と意気込んでいましたが、1週間くらいすると息切れしてしまい、途端にやる気を失ってしまいました。

そんな時、自分より先に一人暮らしを始めていた友人と話す機会がありました。
友人は「週1は何もしない、自分を甘やかす日を決めておいた方がいい。無理したところで続かないから」と話してくれました。

自分の中でハードルを相当上げていたことに気づいた私は、
・お弁当は基本週3作れればオッケー。
・毎日作らなくていい。
・お手製は1品出来たら上出来、作り置きしよう。冷凍食品にも頼ろう。
と緩いルールをつくりました。

ある時、昼休みに同僚が美味しそうな匂いをさせて何か食べてました。
1人用冷凍チャーハンでした。

冷凍食品にある程度の種類があるのは知ってましたが、今はこんなものがあるのかと衝撃を受けました。
後日スーパーの冷凍食品コーナーに行って、さらに驚きました。

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冷凍チャーハンはもちろんのこと、パスタにうどんに、お好み焼き、カレーやビビンバなど種類も豊富で、お皿付きも多く洗い物も不要という便利さです。
そして価格もコスパが良く大体がワンコイン以下。そして何よりも美味しさに感動しました。

冷凍だからきっと味はいまいちと少し侮っていた自分を反省してます。今の冷凍技術は進歩してます。
自分で材料を一から全部揃えてお弁当作る手間を考えると、たまには冷凍食品を活用するのもいいなと素直に思えました。

職場には冷凍庫や電子レンジはあるので、うまく活用させてもらってます。

おかげで朝をゆっくり過ごせます。
アドバイスをくれた友人には感謝しかありません。

そんなこんなで、マイペースですが、自炊を続けられてます。
よくやってるね!と自分を褒めることも忘れずに。

これからも引き続き、無理なく楽しく一人暮らしを満喫していきたいです。

(エッセイ投稿者:みけにゃん)

エッセイ募集企画は終了しました。次回の開催をお楽しみに!

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