みなさんは、2021年にどのような防災グッズを買いましたか?また、どのような防災対策を行いましたか?
こんにちは、カーサミアライターのえなです。防災士という防災系の資格保有者である私が、防災に関する情報を発信しています。
今回は、防災士である私が2021年に買ってよかった防災グッズを紹介していきます。気になった方はぜひこの記事を参考に、防災対策を充実させてくださいね!
100均で買った防災グッズ
100均の防災グッズが活用できることは、以前の記事でも紹介した通りです。
今年も便利な商品が登場しています。私が新しく100均で買い足した防災グッズを紹介します!
ダイソー 非常持ち出し4点セット
軍手・アルミブランケット・マスク(3枚)・簡易トイレ(3個)がセットになった、ダイソーの「非常持ち出し4点セット(税込550円商品)」です。
こちらの商品は非常用持ち出し袋の中に入れてももちろんいいですが、私は外出時や旅行の際に持ち出す防災ポーチとして購入しました。また、十分に収納できるポケットが備わっているため、セットになっているアイテム以外にも、自分が必要だと思うものをカスタマイズして入れています。
自宅でしっかり備えを行っていたとしても、災害はいつ起こるかわからないものです。そのため、一日の大半を外で過ごすことになる人は、自宅ではなく外で被災する可能性も十分にあるのです。そうなった際に、困らないためにも外出用の防災ポーチを普段から持ち歩いておくこともおすすめです。
ダイソー アルコールバーナー五徳
カセットコンロはある程度大きさがあることや、ガスボンベと合わせて用意しなければならないことから、非常時に持ち出しにくいと感じていました。
そこで、コンパクトなのに災害時でも、お手軽に温かい食事ができるダイソーの「アルコールバーナー五徳」を購入しました。類似商品はダイソー以外の100均店舗でも購入可能で、アウトドアグッズコーナーに置いてあることが多いです。
もちろん五徳だけでは調理はできないため、まずは五徳を三角形に組み立てて、固形燃料を下に置き火をつけ、五徳の上に鍋などを置くことで加熱調理が可能です。
五徳を用意する際には、固形燃料とライターなどの火起こし道具も忘れず用意してくださいね。また、鍋や耐熱皿を用意するよりも、使ったらその都度捨てられるアルミ容器を用意しておくのもおすすめです。
パズルマット(ジョイントマット)
パズルマットは組み合わせることで机や目隠しにもなり、下に引けば座布団の代わりにもなり、寒さ対策にも有効…というように、様々な用途で利用可能です。
また、軽量なため持ち運びもしやすく避難時にも持っていきやすいと感じたため、今回新しく非常用持ち出し袋に追加しました。通販でも買えますが、100均でリーズナブルに入手できますよ。
「非常用持ち出し袋」に新しく加えた防災グッズ
次に、非常用持ち出し袋に新しく加えた防災グッズに関しても紹介していきます。
折りたたみヘルメット
これまでは通常のヘルメットを用意していましたが、場所を取り邪魔になっていたことから、コンパクトに収納できる「折りたたみヘルメット」を購入しました。
折りたたみヘルメットに変えたことで、非常用持ち出し袋の中にも収納できるようになり、場所を取ることもなくなりました!
また、以前は黒色の目立ちにくいヘルメットでしたが、オレンジ色のヘルメットにすることで視認性が高まり、避難時にもし何かあった際でも発見してもらいやすい見た目になりました。
ポータブル電源
私は以前、災害に遭遇した際に、数日間ライフラインが断絶した経験があります。その際には、ライフラインが正常に稼働している安全な場所にすぐ避難できました。
しかし、今後の災害時にもすぐにライフラインが確保できるとは限らないため、スマホやPCが充電できず使えなくなることを懸念し、少し値段はしますが小型のポータブル電源を思い切って今回購入しました。
20000mAhの大容量バッテリーで、スマホであればおおよそ5回程度充電可能です。大容量ながら小型のため、災害時でも持ち出しやすく、普段からも活用できるため重宝しています!
シンプルデザインの生理用品
これまで、非常用持ち出し袋には通常の一般的な生理用品を入れていましたが、今回「エリス 素肌のきもち 超スリム シンプルデザイン」という生理用品に変更しました。
こちらの生理用品は、ブラウンのシンプルなデザインとなっており、一見生理用品のようには見えない見た目になっています。避難所で多数の人と共同生活を送ることになっても、ひと目を気にせず生理用品を持ち出せると思い変更しました。
「ローリングストック」に新しく取り入れた非常食
ローリングストックとは「食材を買って、それを食べて、食べた分だけまた買い足す」サイクルのこと。賞味期限を切らす心配がないことや、災害時に普段食べ慣れたものが食べられるなどのメリットがあり、効率よく防災備蓄が行えるためおすすめの備蓄法です。
そんな、備蓄のサイクルに2021年は次のような食材を新しく付け足しました!
オートミール
今までは、パックご飯やアルファ米を備えていました。しかし、パックご飯はついつい料理をサボりたい際に消費してしまい、頻繁に購入しコストが掛かっていました…。一方のアルファ米は、保存期間が長い利点はありますが、なかなか普段食べようという気にはならず、収納してある戸棚の奥に埋もれてしまっていました。
そこで、コスパもよく・調理もあまりいらず・効率よく栄養が取れるオートミールをパックご飯やアルファ米の代わりに備蓄することに!
オートミールは、栄養価が高くダイエット食品としても今注目されていますよね。お湯や水を入れてふりかけや缶詰などの具材を入れるだけで簡単に調理もできるため、電気やガスが利用できない災害時にも困りません。
また、栄養が不足したり偏ってしまいがちな災害時でも、バランスよく栄養がとれます。そのため、オートミールはダイエット食としてだけではなく、非常食としても優れているのです。
オートミールの魅力や栄養素、普段使いレシピについて、詳細は以下の記事をご覧くださいね。
■オートミールのおいしい食べ方。レンジで簡単きのこチーズリゾット
■一人暮らしの朝食を時短!オートミールのアレンジ、和洋中の味で満足感UP
水で溶ける粉末清涼飲料
これまで飲料水のみを備えていました。しかし正直なところ、私自身はぬるい水を飲むのには苦手意識がありました。精神的にも不安定な災害時には、美味しくないと感じる飲み物を飲むよりも、美味しい飲み物を飲みたいと考えました。
それならば、お茶やジュースを備えてもいいのですが、飲料水であればそのまま飲む用途としてだけでなく料理用水や傷口の手当など、他の場面でも活用できるため、やはり災害時には優先的に飲料水を備えておいたほうがよいと思っています。
そこで、飲料水とともに「水で溶ける粉末清涼飲料」も備えることに!粉末を水に溶かすことで、自分の好きな飲物が飲めるようになるのです。災害時にも美味しい飲み物が飲めて、精神的にもリラックスできます。また、商品によっては鉄分やビタミンなど栄養も取れるものもあります。
今回は、2021年に防災士である私が買ってよかったものを紹介しました。今回紹介したものはあくまで一例であり、必ず備えなければならないものと言うわけではありません。
ご自身で判断し、「自分には必要だ!」と感じたものがもしあれば、是非今回紹介したものを参考に、災害に向けて準備を行ってくださいね。