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しめじのカサや石づきに、白いふわふわが…。カビ?食べても大丈夫?

自炊・料理
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癖がなく色々な料理に使いやすいきのこの代表格と言えばしめじ。ですが、石づきやカサ部分に白いふわふわを発見したことはありませんか?カビなのか、食べても大丈夫なのか気になりますよね。

こんにちは!いつも冷蔵庫にきのこを2~3種類常備しているカーサミアライターの桐里です。一人暮らし女性に役立つ情報をシェアしていきますので、よろしくお願いします!

この記事では、白いふわふわが付いたしめじは食べられるのか、カビの見分け方や適切な保存方法を紹介します。

安全に美味しく食べられる方法を知って、ヘルシーなきのこ料理を楽しんで下さいね♪

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しめじの白いふわふわの正体は?

しめじの石づきやカサ部分に付着する、白いふわふわの綿のようなもの。

カビ!?と思ってしまいがちですよね。

しかし、その正体は…「気中菌糸(きちゅうきんし)」と呼ばれるもので、カビではないんです。

きのこはご存知の通り菌類ですが、通常は私たちが知っている「きのこ」の形状ではなく、糸のような菌糸の状態で、枯葉や土などから栄養を補い生育しています。

私たちが普段食べているきのこは、菌糸が成長を止めて胞子をばらまくために生やした「子実体」と呼ばれるものです。温度や湿度の条件によって「子実体」であるきのこに、再び菌糸が発生する事があります。

これが白いふわふわの正体である「気中菌糸」が発生するメカニズムです。

菌糸は一見カビのようにも見えますが、どちらかと言うと菌糸の方がきのこの本来の姿であると言えます。

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白いふわふわが付いたしめじ…食べられるの?

しめじの白いふわふわは「気中菌糸」で、食べても問題ありません|イメージ画像:写真AC

しめじに付着した白いふわふわは「気中菌糸」でありカビではない事が分かりましたが、食べるとなると抵抗感を感じる方もいるかもしれません。

結論から言うと、「気中菌糸」は身体に有害なものではないので食べても大丈夫です!

気になる場合は湿らせたキッチンペーパーでサッと拭き取るか、軽く水洗いすると抵抗感がなくなりますよ。
ただし洗い過ぎると、きのこの風味と旨味を損なってしまう可能性があるので、注意しましょう。

しめじの賞味期限

しめじの賞味期限はパッケージに記載がない事がほとんどですが、一般的には常温で3~4日・冷蔵保存で1週間・冷凍で1ヶ月ほどが目安です。

これは適切な状態で保存した場合の期限ですので、購入後は出来るだけ早めに使い切るようにしましょう。
しめじの適切な保存方法については後程紹介しますね。

しめじのカビの見分け方

しめじの「気中菌糸」はカビではなく食べられる事が分かりましたが、保存状態によってはしめじが本当にカビてしまう場合もあります。

ここでは、カビて食べられない場合の見分け方について解説していきます。

緑色のカビが生えている

気中菌糸のように白いふわふわではなく、緑色のものが付着している場合はカビが発生し腐っている可能性が高いと考えられます。食中毒のリスクが高いので、食べずに処分するようにしましょう。

酸っぱい臭いがする

腐ったしめじは鼻をつくような酸っぱい臭いがします。他にも水分が出てぬめぬめしていると腐っている可能性が高いので、食べないようにしましょう。

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しめじの白いふわふわ「気中菌糸」が発生しにくい保存方法

しめじに白いふわふわ「気中菌糸」が付着していても食べられる事が分かったと思いますが、抵抗感を感じる場合も多いかもしれません。

ここではしめじに「気中菌糸」が発生しにくい保存方法について紹介していきます。

密閉できる保存袋で保存する

気中菌糸の予防のために保存袋に移し替えて保存しましょう|イメージ画像:写真AC(photo-ac.com)

しめじを購入時の袋のまま保存すると、袋詰めの段階で残っていた水分や袋の内側に発生した水滴で湿度が高まり、気中菌糸が発生しやすくなります。

しめじを購入したら、キッチンペーパーで軽く水分を拭き取り、ジッパー付きの保存袋など密閉できる袋に移し替えて保存すると気中菌糸の発生を予防することができます。

その際出来るだけ空気を抜いて密閉して、なるべく空気に触れないように保存しましょう。

ちなみに…ジッパー付き保存袋の再利用は避けてください。
詳細はこちらの記事をどうぞ

フリーザーバッグは洗って再利用できる?捨てる前におすすめの使い方
食品の保存や調理に役立つ「ジップロック」などフリーザーバッグ。使い勝手がよく丈夫なので、一度で捨てるのはもったいないですよね。「洗って再利用している」という人も多いと思います。実際にカーサミアでアンケートを行ったところ「もったいないから洗って再利用」「野菜など、入れるものによっては再利用」と、なんらかの形で再利用している方の合計は55.5%。一方で「衛生面を考えて、再利用しない」と答えた方は44.4%でした。しかし、衛生面を考えると再度食品を入れるのはNGなんです。フリーザーバッグの人気商品「ジップロック」を製造する旭化成ホームプロダクツは、公式サイトで「食品を入れる場合は衛生上使い捨てをお勧めしています」と明記しています。食品を入れたフリーザーバッグは、しっかり洗ったつもりでも菌が残ってしまうことがあるためです。麻布大学食品安全科学研究室が、「フリーザーバッグに生の鶏肉を入れたあと洗剤を使って洗い、菌が残るのか」という実験を行いました。すると、食中毒の原因菌であるサルモネラが検出されたそうです。食中毒菌が潜んでいるのは生肉だけではありません。お米やパンからも検出されることがあります。つまりどんな食材であろうと、一度食品を入れたフリーザーバッグは再利用しない方が安全です。フリーザーバッグの特徴といえば厚手で密閉できることです。その特徴を活かせば、食品を入れる以外にも再利用方法がありますよ。3つの使い方を紹介します。1.生ごみを入れる 2.においが強いものを入れる 3.汚れがひどいごみを入れる たとえば旅行や災害のとき、使用済みの生理用品を捨てるのに使えます。汚れやにおいが気になるおむつの処分にもちょうどいいですね。小さい子どもが遊びに来たときなどに試してみてください。衛生面に気をつけながら、フリーザーバッグを使いこなしましょう!

温度・湿度の変化を避ける

気中菌糸は温度・湿度変化があると発生しやすくなります。

しめじを冷蔵庫から常温に出して、再び冷蔵庫に戻すという事を何度も繰り返すと、温度・湿度が変化しやすくなるため、気中菌糸が発生しやすい環境となってしまいます。

使用する分だけを取り出して残りはすぐに冷蔵庫に戻すなど、温度・湿度変化を最小限にして早めに使い切るようにしましょう。

この記事では、白いふわふわが付いたしめじは食べられるのか、カビの見分け方や適切な保存方法等を紹介しました。

しめじの白いふわふわの正体は「気中菌糸」で、食べても問題ないことが分かり安心しましたね♪
保存方法などの知識も頭に入れて、美味しいしめじ料理を存分に楽しみましょう!

しめじの美味しいレシピはこちら

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