買っていたのをうっかり忘れていて賞味期限が過ぎちゃった食品、どうしていますか?
食品ロスは避けたい。でも普段通り食べても大丈夫なのか、心配ですよね。
こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。
今回は賞味期限と消費期限の違いを解説した上で、賞味期限切れの食品は食べても大丈夫なのかについてお話しします。
賞味期限切れの食材を前に途方に暮れているみなさん!ぜひ参考にしてくださいね。
賞味期限の消費期限の違いって何?
知っているようで意外と知らない、賞味期限と消費期限の違いについて解説します!
賞味期限とは
未開封の状態で指定の保存方法を守っていた場合に、美味しく食べられる期限を賞味期限といいます。
スナック菓子や缶詰、ペットボトル飲料などの比較的劣化しにくく、日持ちする食品に表示されています。
消費期限とは
消費期限は、未開封の状態で指定の保存方法を守っていた場合に、安全に食べられる期限のことです。
生鮮食品や弁当、生麺、生菓子など、食品にもよりますがおよそ5日以内に劣化する食品に表示されています。
賞味期限とは異なり、消費期限を過ぎると安全に食べられなくなる可能性が高いです。
結局賞味期限切れの食品は、食べても大丈夫?
賞味期限と消費期限の違いはわかりましたが、結局賞味期限切れの食品は食べても大丈夫なのでしょうか?詳しくみていきましょう!
賞味期限切れの食品は食べることができる!
賞味期限は消費期限と異なり、過ぎてしまってもすぐに食べられなくなる訳ではないので、賞味期限切れの食品は食べることができると言えます。
ただし、未開封の状態で保存方法をきちんと守っていた場合に限ります。開封した場合は、賞味期限に関わらずすぐに食べるようにしてくださいね。
また、未開封であっても保存状態が悪かった場合は例外です。開封してみて異臭がしたり、変色していたりなどの違和感を感じたら、食べずに廃棄してください。
消費期限切れの食品は食べないで!
消費期限切れの食品は、仮に未開封で保存方法を守っていたとしても安全ではなくなっている可能性が高いです。
食中毒などを引き起こす恐れがあるので、見た目に変わりがなくても食べないようにしましょう。
賞味期限を正しく理解して、食品ロスを防ごう!
消費期限切れの食品を食べるのは危険ですが、賞味期限切れの食品は美味しさなどの品質が保証されないだけで、食べることができます。
現に農林水産省は、食品ロスの削減や生活に困っている人の支援のため、賞味期限が近づいている災害用備蓄食品を、フードバンク団体等へ提供する取り組みをおこなっています。
賞味期限を過ぎてしまった食品も簡単に捨ててしまわず、食べられそうであれば食べるようにして、食品ロスを減らすように心がけたいですね。
他にもある!食品ロスを防ぐためにできること
そもそも賞味期限切れの食品を生み出さないように努力することが、食品ロスの削減につながります。
冷蔵庫に入っている食品の賞味期限を確認してから買い物に行き、無駄な食品を買わないようにする。
すぐに食べる食品を買う時は、商品棚の手前に陳列されている商品を選ぶ「手前取り」や、販売期限が近づいて値引きされている食品を選ぶ。
災害に備えて用意した非常食は、入れ替えのタイミングで自分で食べたり、フードバンク団体に寄付したりというのもいいですね!
こうした取り組みの積み重ねが、持続可能な社会をつくります。小さなことからコツコツと、できることから始めましょう♪
賞味期限は美味しく食べられる期限、消費期限は安全に食べられる期限ということがわかりました。
「賞味期限」であれば、万が一過ぎてしまっても、保存方法をきちんと守っていれば食べることができます。もちろん、味は少し落ちるかもしれませんが…。
まさに今自宅に賞味期限切れの食品があるという人は、これを機に早めに食べる計画を立てましょう!
賞味期限と消費期限の違いを正しく理解して食品ロス対策を講じれば、環境にも家計にもうれしいことがたくさんです。この記事を参考に、今日から早速取り組んでみてくださいね!