「一人暮らし女性のおうちライフを快適に!」がテーマのライフスタイルマガジン「カーサミア」では、一人暮らしに関するエッセイを公開しています。
子どもの頃の夢を叶えるお部屋、見つけました
子ども時代、マンションに住んでいた私。
そんな私が子どもの時に好きだったのは、一戸建ての間取を眺めることでした。
時が経ち大人になり、社会人になって自分でお金を稼げるようになって、ふと「一人暮らしをしたい」と思うようになりました。
「子どもの時は自分の意思で住む場所を決められなかったけど、今なら自分で決められる」そう思って部屋を探しました。
こだわりたい条件はいくつかありましたが、どうしても予算の都合上断念せざるをえない条件もあります。
いくつか断念した条件はありましたが、1つだけ譲りたくない条件がありました。
それは「ロフトがある物件」です。
子ども時代、マンション住まいだった私はずっと一軒家に憧れがありました。
家の中で上にあがることを経験してみたかったのです。
あらかじめ設定した予算内に収まるように物件を探し、ついに見つけたのが今の家。
築浅、駅から10分以内、インターネット無料、ロフトつき、画面付きのインターホンあり、2口コンロ…好条件にもかかわらず予算内に収まりました。
唯一のウイークポイントがプロパンガスなこと。ガス代が高額になりますがその分インターネット代でカバーできます。
今住んでいる部屋のロフトは、6帖と広めです。
また、私は背が低いので移動する時は少しかがむ程度ですみます。
テーブルやデスクトップパソコンを置けるほどのスペースと高さがあります。
私が思うロフトがある家のメリットはこちらです。
- 寝るスペース、食事スペースを分けられる
- 荷物を置ける
- 天井が高いので、部屋全体が広く見える
- ロフトがあるおかげで、部屋が1つ増えた感覚になる
やっぱり、メリットとして1番大きいのが寝るスペースと食事スペースを分けられることですね。
ベッドが隣にあるとすぐに横になりたくなりますが、寝る場所が分かれているのであまりダラダラしなくなりました。
寝るべき場所をあらかじめ決めることで、生活にメリハリが生まれたと思います。
また、6帖と広めのロフトなのでベッドスペースの他に、趣味スペースも作れちゃいます。
趣味関係のグッズ置き場化しています。趣味スペースに足を踏み入れるとわくわくします。
一方で、住んでみて思ったデメリットはこちらです。
- なんだかんだ、はしごの昇り降りが面倒くさい
- 掃除するスペースが増えるので、少し大変
- エアコンが高く、フィルターの取り外しが手間
- 天井が高い分、場所によってエアコンの効きが悪いことがある
住む前に覚悟していた「ロフトは夏が暑い」「物置化する」といったことは、いま住んでいる部屋に関してはあまり感じません。
エアコン自体も高めに設置されていますし、ロフト自体もある程度高さがあるのが理由だと思います。
天井が高いことは部屋が広く見えるメリットがある反面、エアコンの掃除が大変です。
ロフトにあがるはしごをエアコンの下に移動させる必要があるので、少し面倒ですね。
また、はしごの昇り降りが面倒に感じる時もありますが、部屋内の移動なので大した距離ではありません。
実体験を踏まえて、ロフトつき物件を選ぶ時に見た方が良いポイントを紹介します。
- 移動が苦にならない程度の高さがあるか
- はしごの幅はある程度の広さがあるか(細いと不安定です)
- エアコンの位置
- コンセントの有無
- 寝るスペースにするなら、実際に横になってみる
特に寝るスペースにするなら、ちゃんと横になれるかのチェックはしておきましょう。
また、コンセントがあると何かと便利です。
住んでみてここはデメリットだな…と感じた点も正直ありますが、総じてロフトつきの物件を選んで正解でした。
子どもの時の夢を、大人になってから叶えられて良かったです。
ライフスタイルが変わらない限り、ずっとこの部屋に住み続けます。
そんな素敵な部屋と縁があって良かった、そう思います。
(エッセイ投稿者:たすみ/30代・女性/@kisa_everyday)
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