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キャベツの切り口が黒くなるのはなぜ?カビ?食べても大丈夫?

自炊・料理
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冷蔵庫に保存しておいたキャベツを出してみると、切り口が黒ずんでしまっていることがあります。また、キャベツの葉に黒い斑点がついていることもあります。これはカビでしょうか?食べても大丈夫でしょうか?

こんにちは、カーサミア編集部です。

今回はキャベツが黒く変色してしまう原因や、対処法について紹介します。さまざまな料理に使いやすいキャベツ。長持ちさせる保存方法などもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

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キャベツが黒く変色してしまう原因は?

キャベツの切り口が黒くなる原因は?

切り口が黒っぽくなってしまったキャベツ…こちらも食べて大丈夫。|イメージ画像:写真AC

一人暮らしの場合、キャベツを丸ごと買うと使いきれずに余らせてしまうため、1/2や1/4にカットされたものを買うことも多いですよね。そうして冷蔵庫に保存しておいたキャベツを出してみると、切り口が黒ずんでしまっている…。キャベツの変色で、一番よく出会うパターンだと思います。

でも心配ありません。食べて大丈夫です。
黒い色はポリフェノールの酸化によるものと考えられています。キャベツにもともと含まれているポリフェノールが酸化によって黒く変色するのです。

キャベツの葉にできる黒い斑点は?

キャベツの葉の黒い斑点、食べても大丈夫です。|イメージ画像:unsplash

キャベツの葉には、黒い斑点が見られることもあります。カビ!?と心配になってしまいますが、こちらも食べて大丈夫です。

これは寒い時期に収穫されるキャベツで見られることが多いです。葉についた水滴が凍ったものが、日中に暖められて溶けることで、変色してしまうそうです。キャベツの病気やカビではないので、安心してください。

ほかの野菜では、白菜でも同じような症状を見ることがありますよ。

キャベツの芯やその周辺の変色の原因は?

また、キャベツをカットしてみたら芯やその周りが紫や黒に変色していることがまれにみられます。

こちらはキャベツがもともと持っているアントシアニン色素が原因です。

冬の寒い時期の急激な温度差によるもので、凍らないように糖分を蓄えるために甘みが増しているサインでもあるのだとか。この変色に出会ったらラッキーかも!

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黒くなってしまったキャベツは食べられない?

黒く変色した部分は食べても平気?

上記で書いた通り、キャベツの変色はほとんどの場合、食べても大丈夫です。

ただ、黒い斑点やポリフェノールが変色したものは、食感が変わってしまいます。加熱すればほとんど気にならないと思うのですが、生で食べるときや気になる場合は、変色している部分だけを切り取って使ってくださいね。

食べてはいけない変色とは

黒く変色したキャベツは食べても大丈夫、と書きましたが、中には食べられない症状もあります。

キャベツの葉が茶色く変色して、溶けたような「べとつき」が発生している場合、また、酸っぱいような臭いがある場合などは腐敗が進んでいる状態ですので、もったいないですが処分しましょう。

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キャベツの変色を防ぐには

ポリフェノールによる切り口の変色は、ちょっと気をつけることで防ぐことができます。

その方法とは、まず新鮮なものを選ぶこと。
そして保存時に、なるべく空気に触れないようにすることが大切です。

新鮮なキャベツの選び方

購入する際に新鮮なキャベツを選びましょう|イメージ画像:写真AC

野菜全般に言えることですが、購入する際に新鮮かどうか見分けられれば、長持ちにもつながりますね。

新鮮なキャベツの選び方をいくつか紹介します。

  • 葉の色が鮮やかな緑色をしていてツヤがあるもの
  • 芯の軸があまり大きすぎないもの
  • 冬キャベツは葉の巻きがしっかりとしてずっしり重いもの
  • 春キャベツは葉の巻きがゆるく、軽めのもの

キャベツの変色を防ぐ保存方法

新鮮なキャベツを選んで購入したら次は保存方法ですよね。せっかくの新鮮なキャベツ、なるべく変色を防ぎたいものです。

空気に触れることによってポリフェノールの酸化が進むので、なるべく切り口が空気に触れないように保存することがポイントです。りんごの切り口が酸化して赤茶色くなるのと同じですね。

丸ごと購入した場合は濡らした新聞紙やキッチンペーパーでくるみ、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れます。この時芯をくりぬいて、水をふくませたキッチンペーパーを詰めておくとよいです。

一人暮らしだと、カットされた状態で購入することの方が多いかもしれません。その場合は切り口を覆うように濡らした新聞紙やキッチンペーパーをかぶせ、ビニール袋に入れましょう。

話題の「みつろうラップ」も保存にぴったりです。適度な通気性があり、保湿性と抗菌性もあり、洗って何度も使えるので便利ですよ。

話題のみつろうラップとは?節約&脱プラしながらエコな生活
プラスチックごみの削減が推奨され、さまざまな変化が起きている昨今。環境のために、個人でも脱プラを心がけたいですよね。今回は、プラスチック製ラップの代わりに使える「みつろうラップ」をご紹介します。手作りの作り方もご紹介しますね。みつろうラップとは、布(コットン)にミツバチの巣から取れる「ろう」を染みこませて作るラップのことです。手の温かさで柔らかくなるので、どんな器や食材にもフィット。冷やすと固まるので、冷蔵庫に入れればしっかりフタをしてくれるんですよ。しかも100%天然素材なので、体にも環境にも優しいラップなんです。みつろうラップには、他にもこんなメリットがあります。・繰り返し使えるのでエコ(半年~1年ほどもつ)・保湿性と抗菌性、適度な通気性があるので、鮮度を保てて長持ちする・幅広い使い方ができる・自分好みに手作りできる 環境への優しさと実用性を兼ね備えたみつろうラップ。プラスチックごみが問題になっている今、プラスチック製ラップの代わりに使えるとして話題になっています。みつろうラップの使い方は、使いかけの野菜や果物をそのまま包んだり、器のフタとしてかぶせたり、ランチのパンやおにぎりの保存に…と幅広く使えます。使ったあとのお手入れ方法は、水で優しく手洗いするだけ。ゴシゴシこすったり、絞ったりするのはNGですよ。汚れが気になるときは、薄めた食器用洗剤を使うと綺麗になります。洗ったあとは自然乾燥し、風通しの良い場所で保管しましょう。広げた状態かふんわり巻いた状態で置いておくと、傷みにくく長持ちしますよ。みつろうラップは手作りできるので、自分好みのサイズ・デザインで作ってみるのもおすすめ。作り方もご紹介します。みつろうは、近所で取り扱っているお店がなければ通販でも買えますよ。とても便利なみつろうラップですが、使うときの注意点があります。まず、はちみつアレルギーの人は使用を控えましょう。みつろうとはちみつは別物です。しかしどちらもミツバチから作られるものなので、念のため避けてください。同じ理由で、赤ちゃんにも使わない方が安心です。乳児ボツリヌス症にかかるのを防ぐため、1歳未満の乳児にははちみつを与えてはいけません。小さい子どもが遊びに来るときなどは、使用しないでくださいね。またみつろうラップは、電子レンジでは使えないので要注意です。みつろうは62~63度の熱で溶けてしまいます。熱いものを包んだり、高温になる場所で保管したりしないよう気をつけましょう。

いかがでしたでしょうか。今回は黒く変色してしまったキャベツは食べても大丈夫かどうか、について紹介しました。

Q
キャベツの切り口が黒くなるのは?
A

ポリフェノールの酸化によるものと考えられています。食べても大丈夫です。

Q
キャベツの葉の黒い点々は?
A

温度変化による変色です。食べても大丈夫です。

多くの野菜に含まれる、天然成分であるポリフェノールの酸化が変色の原因であれば、体に害はないので食べても問題ありませんよ。

和・洋・中華とさまざまな料理に使える万能野菜であるキャベツですが、一人暮らしだとなかなか使いきれず、何日も保存しておくことも多いですよね。新鮮なキャベツを選び、正しく保存することで長持ちさせることも可能です。お値打ちな時に購入したキャベツを使って、料理を楽しんでくださいね。

かさみやちゃん
かさみやちゃん

黒くなってしまったキャベツ、ほとんどの場合は食べて大丈夫なんですね!
よかった~~!

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