とうもろこしを美味しく食べていたら、粒の付け根の部分が黒くなっていて、ギョッとしたことありませんか?もう食べちゃったけど、食べても大丈夫だったのかな…?と不安になりますよね。
こんにちは!カーサミアライターのあんどうです。
今回はとうもろこしの粒の付け根部分が黒くなってしまう理由と、食べても大丈夫な状態の見分け方を解説します。
とうもろこしのおすすめの保存方法も紹介しますので、最後までお見逃しなく!
とうもろこしの粒の付け根が黒い!食べても大丈夫?
とうもろこしの粒の付け根部分が黒くなって、なんだか虫歯みたい…。どうしてこうなっちゃうの?食べても大丈夫?という疑問にお答えします!
とうもろこしの粒、付け根が黒くなるのはなぜ?
とうもろこしの粒の付け根部分が黒くなるのは、「ブラックレイヤー」というとうもろこしの生理現象によるものです。
ブラックレイヤーはとうもろこしが熟している証拠。見た目は気になるかもしれませんが、実はブラックレイヤーができる頃が、収穫のしどきなんですって!
【結論】とうもろこしの粒の付け根が黒いのは、食べて大丈夫!
とうもろこしの粒の付け根が黒くなっていても、普通に食べても大丈夫です!カビや虫食いではないので安心してください♪
こんな状態のとうもろこしは食べちゃダメ!見分けるポイント
粒の付け根の部分が黒くなっているとうもろこしは食べても大丈夫ですが、こんな状態のとうもろこしは食べないで!見分け方を説明します。
カビが生えている
生のとうもろこしを、皮付きのまま高温多湿の場所に放置していると、あっという間にカビが生えてしまうことも。
皮を剥いて、とうもろこしの粒が白や赤に変色している場合は、カビが発生しています。
熟したことで粒の根元が黒いのは食べても大丈夫ですが、粒全体が黒くなって、形が崩れているものは黒カビの可能性が高いのでNGです。
毒性が高く、加熱しても食べることはできません。食べずに廃棄してください!
腐っている
とうもろこし全体がやわらかくて、粒が溶けていたり、ぬめりがあったり、酸っぱい嫌な匂いがする…。
そのとうもろこしは、腐っています。食べると食中毒を引き起こすので、この場合も残念ですが廃棄しましょう。
とうもろこしのおすすめ保存方法と、日持ちする期間
とうもろこしは保存する場所や、生か茹でた後かによって保存できる期間が異なります。ここでは保存環境によって、とうもろこしがどれくらい日持ちするのかと、正しい保存方法を紹介します!
常温で保存する場合
常温で保存できる期間は、生でも茹でた後でも当日中のみです。すぐに食べない場合は、冷蔵または冷凍で保存してください。
冷蔵の場合
とうもろこしを冷蔵保存する方法を、生と茹でた後の状態別に解説します。
生
生の状態で冷蔵保存する場合は、乾燥を防ぐために皮付きのままキッチンペーパーで包んでください。この時、横にせず立たせた状態で保存することで、比較的鮮度を保ちやすくなります。
保存できる期間は野菜室で2〜3日です。
ただし、とうもろこしは鮮度が落ちやすいので、茹でてから保存することをおすすめします。
茹でた後
とうもろこしを茹でてから保存する場合は、茹で上がって熱いうちに皮を剥いて、ラップで包み、粗熱を取ります。
保存できる期間は、冷蔵室で3〜4日保存です。
冷凍の場合
冷凍したとうもろこしは、凍った状態のまま調理できるのでとっても便利なんですよ!
生の状態と、茹でた後の状態別に、詳しい保存方法を説明しますね。
生
生のとうもろこしを冷凍する場合は、皮付きのままラップで包んで、冷凍用保存袋に入れてから、冷凍庫に入れてください。
ラップを外さず包んだまま電子レンジで加熱することもできますし、ラップを外して凍った状態のまま茹でたり、煮たり、焼いたりできます。
冷凍庫で保存できる期間は、約2ヶ月です。
茹でた後
とうもろこしを茹でた後、3〜4cmの輪切りにする、または実を外します。
水気を拭き取ってから、保存容器や冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で保存してください。保存できる期間は約1ヶ月です。
茹でてから冷凍するようにすると、とうもろこしをちょっとだけ食べたいなという時にとっても便利!
身を外して冷凍しておけば、お米と一緒に炊いて「コーンご飯」も簡単にできますよ♪
さらに芯のほうも活用できます。
とうもろこしの粒の付け根が黒くなっていると、ギョッとしますが、熟す過程でできる生理現象なので、食べても大丈夫です!
でもとうもろこしは鮮度が落ちやすく、すぐに甘みが抜けてしまうので、買ったらできるだけ早く食べてしまいたい食材です。
といっても、すぐに食べられないこともありますよね。そんな時は、ご紹介した保存方法で日持ちさせることができますので、ぜひ試してみてくださいね!