ついに迎えた引っ越し当日! 起きたら身支度をし、寝具をまとめて。軽く食事をしたら、最後に使った食器も段ボールへ片付けます。
引っ越し業者が来てしまったら、もう作業ができないと思いましょう。トラックが来るまでの間は、ベランダや収納の奥に忘れ物がないかの確認を。
こんにちは、ワタベユキエです。この連載では引っ越し歴13回の私が、引っ越しのポイントをお伝えします。 最後までぜひ読んでくださいね。
引越しやることリスト、7つのSTEP
<Step 1> 1ヵ月前までにやること
<Step 2> 1ヵ月前からやること
<Step 3> 2~1週間前までにやること
<Step 4> 1週間~前日までにやること
<Step 5> 引越し前日にやること
<Step 6> 引越し当日にやること
<Step 7> 引越し後やること
引っ越し前当日のやることリスト。搬出・搬入時は現場監督を。忘れ物チェックもしよう
引っ越し当日の一番の仕事は、現場監督に徹することです。気の利く優しい人ほど、荷物運びや誘導などを手伝いたくなるでしょう。
ですが、どの荷物がワレモノか、追加で梱包するものがあるのか、部屋に据え付けで運ばないものはどれか。新居では、ダンボールや家財の運ぶ場所を指示してもらわなくては、スタッフ側が困ります。全体を見渡して、主導権をとってください。
<Step 6> 引っ越し当日のやることリスト
✔ 直前まで使っていた物の梱包
✔ 軽く掃除
✔ ゴミ捨て
✔ 忘れ物確認
✔ 鍵の返却
引っ越し当日にやること①直前まで使っていた物の梱包
大半は梱包していても、引っ越しの朝まで使うのが寝具や洗面道具、パジャマ類。布団類は、引っ越し業者からもらえる布団袋に入れ込みます。枕やタオルなどの布類もいっしょにしまいます。
引っ越し慣れしている人は、最後まで残った小物も布団袋にいれてしまうとか。ただし、ワレモノや生もの、貴重品は絶対にダメですよ。
余裕があれば、新居で最初に使うものを別箱にしまっておくと便利です。つまり、旧居で最後まで使うものです。中身としては、トイレットペーパー、テレビやエアコンのリモコン、スリッパ、カッター、マジック、ゴミ袋などです。段ボールの表に「最初に使うもの」と書いておきましょう。
洗面用具、メイク道具などは、使い終わったらポーチにひとまとめ。手荷物として持ち歩きましょう。
引っ越し当日にやること②軽く掃除
引っ越し業者が来て搬出が始まったら、家主の仕事は監督です。家財に傷をつけられることもまれにあります。エアコンの取り外しやガス閉栓の立会いという役割もあるので、基本的に部屋にいましょう。
手持ちぶさたになりがちですが、こんな時は掃除を。動かせない洗濯機や冷蔵庫の背面は、ほこりや得体のしれないゴミがたまりがちです。掃除機やほうきは梱包していると思いますので、雑巾1枚で構いません。ささっと拭き取りましょう。この雑巾は、最後にゴミとして捨てていきます。
引っ越し当日にやること③ゴミ捨て
梱包材の残りや掃除で出たゴミ、食事で出たパッケージ類。最後まで残ったゴミは、自治体のきまりに従って出していきます。
ただ、引っ越し当日にゴミ収集があるとは限りません。もしご近所さんや大家さんにお願いできるならば、甘えましょう。
引っ越し当日にやること④忘れ物確認
荷物を運び出した後は、ざっと積み残しがないか見回ります。忘れ物をしがちなポイントは、高い場所の収納、ベランダ、駐輪所です。物干しざおやサンダル、自転車はうっかりしがちなものの代表格です。
ちなみに、自転車は鍵を外しておくこと。さもないと重い自転車を持ち上げて運ばなければならず重労働になります。
引っ越し当日にやること⑤鍵の返却
荷物の搬出が終わったならば、大家さんや不動産会社に来てもらいます。部屋の状態をいっしょに確認し、それが終われば鍵を返却しておしまいです。最初に複数の鍵を渡されていたなら、すべて返さなくてはなりません。
旧居を出て、次は新居へと向かいます。引っ越し業者のスケジュールにもよりますが、本人が先に新居に到着している必要があります。鍵ももらって、荷物を入れられるように準備をしておきます。トラックを待たせることのないように、移動時間を考えてください。
引っ越しの最中は手持ちぶさたになりがちですが、監督役として堂々と!
最後はざっと忘れ物チェックをしましょう。
<Step 6> 引っ越し当日のやることリスト
✔ 直前まで使っていた物の梱包
✔ 軽く掃除
✔ ゴミ捨て
✔ 忘れ物確認
✔ 鍵の返却
→ 次回 <Step7> 引っ越し後にやるべきこと に続きます。